1992年(平成4年)に連載を開始した神漫画5選

漫画

この記事では1992(平成4年)に連載を開始してその後大流行した漫画を5作品紹介しています。

1992年(平成4年)に連載を開始した神漫画5選

1992年(平成4年)の流行漫画・「ボンボン坂高校演劇部」

作者 高橋ゆたか
ジャンル 学園、ギャグ漫画
連載雑誌 週刊少年ジャンプ
単行本の巻数 12巻

時計坂高校、通称「ボンボン坂高校」演劇部を舞台にくり広げられる学園ギャグコメディ。

主人公の順菜正太郎は、入学式に出会った日比野真琴にひと目惚れ。彼女を追ってやって来た演劇部の部室で正太郎を待ち受けていたのは、真琴・・・ではなく、女装した演劇部部長の徳大寺ヒロミでした。

正太郎はイケメン好きなヒロミに目をつけられ、しかも真琴にはヒロミとデキていると勘違いされてしまいます。真琴の誤解を解いて想いを伝えたいものの、ヒロミの凶悪な妨害工作によりことごとく阻止されてしまうのでした。

一見すると爽やかな学園ラブコメディのような作風ですが、それを良い意味で台無しにしているのがヒロミの存在感です。

ヒロミは海苔マユゲにハート唇で2頭身というかなり強烈なビジュアルを持つうえに、オネエキャラ。そんなヒロミの変幻自在な扮装、というよりはむしろ擬態を駆使したボケは下品でしょうもないものの、その謎の勢いには大人も思わず笑わされてしまうハズです。

ぶたさん

ヒロミがインパクトありすぎて霞みがちなんだけど、女の子にも注目してほしい。
真琴はもちろん、内田有紀や観月ありさなど、芸能人をモデルにした女の子がとくに可愛い!

あざらし君

1992年(平成4年)の流行漫画・「H2」

作者 あだち充
ジャンル 少年漫画、野球漫画、恋愛漫画
連載雑誌 週刊少年ジャンプ
単行本の巻数 34巻

「H2」は、野球×ラブストーリーの教祖・あだち充による作品。ふたりのヒーローとふたりのヒロインが織りなす恋愛ドラマが描かれます。

主人公の国見比呂ともうひとりのヒーロー橘英雄は親友でもあり、エースとスラッガーというライバル同士。ヒロインの雨宮ひかりは、比呂の幼なじみで、英雄のガールフレンドでもあります。

一度は野球を諦め、野球部のない高校へ進学した比呂ですが、そこでもうひとりのヒロイン古賀春華と出会い、再び甲子園を目指すことに。そんな春華から好意を寄せられるも、比呂はひかりへの想いを捨てきれず・・・。

やがて迎える甲子園準決勝という最高の舞台での対決の行方は、そしてふたりのヒーローの間で揺れるひかりの選択は? 比呂と英雄の最終打席での対決、とくに比呂の様々な想いを込めたラスト一球は鳥肌モノです。

登場人物の複雑な心情が、絶妙なさりげなさで描かれる本作。あだち節の真骨頂として屈指の人気を誇り、1995年にアニメ化、2005年には、山田孝之や石原さとみなど人気キャストによるドラマ版も放映されています。

ぶたさん

結末は明確には描かれてはいないんだけど、爽やかな余韻が残る名最終回!
そこも含めて、「H2」にはあだち充の美学が凝縮されていると思う。

あざらし君

1992年(平成4年)の流行漫画・「俺たちのフィールド」

作者 村枝賢一
ジャンル サッカー漫画、少年漫画
連載雑誌 週刊少年サンデー
単行本の巻数 34巻

Jリーグ発足と同年、1992年に連載が開始した「俺たちのフィールド」。

父親の死が原因で、大好きなサッカーから距離を置いていたサッカー少年の高杉和也。そんな和也が再びフィールドに立ち、高校サッカーを経てアルゼンチンにサッカー留学へ。そしてJリーグ加盟を目指す社会人チームから、ついには日本代表としてワールドカップ出場に至るまで。活躍の場を移しながら、和也が成長していくストーリーです。

Jリーグ発足や1993年のドーハの悲劇、そして1998年フランスワールドカップでの決勝リーグ出場など。現実の日本サッカー界の発展や、盛り上がりとリンクした展開には手に汗握ること必至。

また、本作を語るうえで外せないのが、人気キャラクターの騎場拓馬、磯野拓郎、末次浩一郎をメインにした「外伝」。

なかでも末次浩一郎の外伝は必見。自分が和也の父親が事故死する原因になったというトラウマに立ち向かうストーリーは、「俺フィー」のもうひとつの最終回とも言える内容です。

ぶたさん

比較的リアルなサッカードラマとして描かれていたけど、和也のあらゆるポジションをこなすバイタリティは漫画的だった。
宿命のライバルと、ゴールキーパーとしてPK対決するところは斬新すぎ

あざらし君

1992年(平成4年)の流行漫画・「将太の寿司」

作者 寺沢大介
ジャンル 料理漫画、少年漫画
連載雑誌 週刊少年マガジン
単行本の巻数 44巻

「将太の寿司」は、一流の寿司職人を目指す関口将太の奮闘を描いた料理漫画。故郷の小樽を離れ、単身東京の名店で修業を積む将太が新人寿司職人コンクールに出場し、寿司対決をくり広げるストーリーです。

作者の寺沢大介による料理漫画「ミスター味っ子」と比べると、破天荒な料理こそ登場しませんが、その分ライバル店の妨害などドラマティックな展開が目白押し。「ミスター味っ子」も料理勝負がウリでしたが、ライバルはどこか憎めないタイプでした。いっぽう「将太の寿司」のライバル店の悪役ぶりは、まさに外道。

ネタの買い占めや審査員の買収は序の口。漁船のエンジンを破壊したり、将太の指を故意に負傷させたり。さらには対戦相手を線路に突き落とすという数多の凶悪な妨害工作は、もはや犯罪レベル。

ただ、こうして完全な悪者として描くことにより、物語はド直球な勧善懲悪の図式に。将太の勝利によってより大きなカタルシスを得られ、読後の痛快感はかなりのもの。

「将太の寿司」は、昼ドラや時代劇の美学を踏襲した料理漫画と言えるでしょう。

ゲスじゃないタイプのライバル職人は、みんな味のあるキャラだった。

あざらし君

ぶたさん

華麗な包丁さばきの奥万倉が推し。
ヤンキー時代の奥万倉を、親方が鉄パイプでボコられながらも助けたエピソードがたまらんね。

あざらし君

1992年(平成4年)の流行漫画・「金田一少年の事件簿」

作者 さとうふみや(漫画)、天樹征丸、金成陽三郎(原作・原案)
ジャンル 推理漫画、少年漫画
連載雑誌 週刊少年マガジン
単行本の巻数 70巻(Rシリーズまで)

「金田一少年の事件簿」は、推理漫画の金字塔とも言える本格ミステリーです。

主人公の金田一一は、勉強嫌いでスケベな一見ダメ高校生ですが、じつは金田一耕助の孫でIQ180を誇る名探偵。

孤島のホテル「オペラ座館」で合宿中の演劇部を襲う惨劇や、吹雪の山小屋を舞台にした連続殺人事件。はたまた、古城で開催されるミステリーナイトで起こる猟奇事件など、ミステリーマニアの心をくすぐるロケーションで描かれる、数々の猟奇事件に挑むことになります。

本作の魅力は、推理モノの醍醐味でもある緻密で大胆なトリックのおもしろさだけでなく、犯人のキャラクター描写にもあります。「地獄の傀儡師」や「放課後の魔術師」といったふたつ名や、怪人めいた彼らの風貌はインパクト大。

また、犯人の犯行動機には彼らが背負った悲しい過去が深く関わるものが多く、その結末には大団円とは言い難い悲哀を残し、読者の感情を揺さぶりました。

現在はイブニングで新シリーズの「金田一37歳の事件簿」が連載中。アラフォーになった金田一は仕事はさっぱりですが、じっちゃん譲りの推理力は健在で、再び難事件に立ち向かいます。

ぶたさん

「地獄先生ぬ~べ~」と並ぶ、キッズのトラウマ製造器だよね。
放課後の魔術師は今でもたまに夢に出るわ・・・。

あざらし君

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です