1991年(平成3年)に連載を開始した神漫画5選

漫画

この記事では1991(平成3年)に連載を開始してその後大流行した漫画を5作品紹介しています。

1991年(平成3年)に連載を開始した神漫画5選

1991年(平成3年)の流行漫画・「ペナントレース やまだたいちの奇蹟」

作者 こせきこうじ
ジャンル 野球漫画
連載雑誌 週刊少年ジャンプ
単行本の巻数 14巻

「ペナントレース やまだたいちの奇跡」は、「県立海空高校野球部員山下たろーくん」などの野球漫画を手がけたこせきこうじによるスポ根漫画で、プロ野球をモチーフにした内容となっています。

主人公の山田太一は、つねに補欠の落ちこぼれ野球部員。昔からファンだったプロ野球チーム・アストロズに、双子の弟で甲子園の優勝投手・泰二とともに入団することになります。

野球センスゼロと思いきや、じつは驚異的な動体視力と反射神経、そして柔軟性を持っていた太一。三原監督の采配により、投打ともにめきめきと頭角を現していきます。

セ・リーグのお荷物球団とまで言われ、選手もやる気ゼロだったアストロズですが、太一のやる気を具現化した「太一菌」に次々に感染。選手たちは一念発起し、チームはなんと優勝争いに食い込んでいき・・・。

なりふり構わず努力する太一のひたむきさには、心打たれること間違いなし。昨今のスポーツ漫画のようなイケメンキャラは登場しませんが、スポ根漫画の醍醐味をこれでもか味わうことができる名作です。

太一が契約金10万円で入団したり三原監督が現役復帰したりと、かなりハチャメチャな展開だけど、そこが面白い。

あざらし君

ぶたさん

チームや選手は実名で登場するので、1990年代のプロ野球が好きだった人は間違いなく楽しめるハズ。

1991年(平成3年)の流行漫画・「GS美神 極楽大作戦!!」

作者 椎名高志
ジャンル 少年漫画、ファンタジー、アクション、コメディ、バトル
連載雑誌 週刊少年サンデー
単行本の巻数 39巻

「絶対可憐チルドレン」の作者・椎名高志による初の長編ストーリー連載。テレビアニメやラジオドラマなども制作されています。

「GS美神 極楽大作戦!!」は、除霊や妖怪退治がビジネスとして成立する世界を舞台に、悪霊や妖怪と戦いをくり広げるオカルトアクションコメディです。

主人公は依頼を受けて怪異を退治する、ゴーストスイーパーの美神令子。バブル時代だった連載当時のトレンド、ボディコンファッションに身を包み、超高飛車で守銭奴という、ヒロインらしからぬインパクトのあるキャラクターです。

美神の助手として登場するのが、物の怪に好かれる体質の横島忠夫と、巫女姿の幽霊・おキヌちゃん。美神と2人の助手を中心に描かれる退魔劇は、ドタバタギャグありホロリとさせられる感動エピソードあり。ストーリーは1話完結ものですが、中盤以降は中長編が増え、前世を絡めたシリアスな展開になっていきます。

ちなみに、東日本大震災の支援プロジェクト「ヒーローズ・カムバック」では、愛されキャラ(?)の横島をフィーチャーした物語が描かれました。

ヘタレでドスケベだけど、少年誌ということもあり読者は横島に感情移入しがち。

あざらし君

ぶたさん

横島は後にゴーストスイーパーとして目覚ましい成長を遂げるんだけど、そのあたりの展開も読者にはグッときたと思う。

1991年(平成3年)の流行漫画・「行け!!南国アイスホッケー部」

作者 久米田康治
ジャンル ギャグ漫画
連載雑誌 週刊少年サンデー
単行本の巻数 23巻

「行け!!南国アイスホッケー部」は、浜津学園を舞台にしたギャグ漫画。現在放映中の「かくしごと」や、「さよなら絶望先生」「かってに改蔵」といった、数々のアニメ化作品を手がけた久米田康治による初の連載作品です。

主人公は、その卑怯さゆえにカナダのアイスホッケー界から追放された、蘭堂月斗。帰国子女として浜津学園のアイスホッケー部に入学し、しょうもない騒動を巻き起こします。しかし、ホッケーを励んでいたのは序盤のみで、中盤以降はおもに下ネタを中心としたギャグが中心としたストーリーに。

ぬいてん堂を設立し「ファミコン(ファミリーこんにゃく)」を発売したり、「完全まさつマニュアル」を出版したり。本作の醍醐味でもある、時事ネタを絡めた下ネタ満載で、男子のハートをがっちりゲットしました。

最終回では月斗の正体が判明。なぜ作中で下ネタが増えたのか、説得力のある(!?)理由が明らかになります。

ぶたさん

コミックスの表紙などのカラーイラストはビビッドな色使いで、かなりオシャレなんだけど・・・。
下ネタがヤバい。若い女子の読者は引くレベル。

あざらし君

ぶたさん

作家いじりなどの内輪ネタや時事ネタもかなり盛り込まれていて、久米田ワールドはこの頃からすでに完成していることがわかる。

1991年(平成3年)の流行漫画・「疾風伝説 特攻の拓」

作者 佐木飛朗斗(原作)、所十三(作画)
ジャンル 不良漫画
連載雑誌 週刊少年マガジン
単行本の巻数 27巻

「名門!多古西応援団」といったアウトロー漫画から、最近では恐竜をテーマにした漫画を発表している、所十三が作画を担当したヤンキー漫画。

いじめられっ子の浅川拓は、転入生・鳴神秀人との出会により「強くなりたい」と決意。ツッパリデビューし、横浜の暴走族・爆音小僧の一員に加わることに。優しく友情に厚い性格のせいか、族の垣根を越えて友情を育んでいきます。

敵対する暴走族との抗争や単車バトルなど手に汗握る展開だけでなく、ヤンキーたちの友情や葛藤といったホロリとさせられるエピソードも。

元いじめられっ子が、強者たちと友情を築き族世界で成り上がっていくという展開は激アツ。1990年代の不良文化がすべて詰め込まれたバイブル的存在でもあり、数ある不良漫画の中でも人気の高い作品です。

派生作品としては、原作者・佐木本朗斗によるノベル版が発売。また、2017年より月刊ヤングマガジンに掲載された「疾風伝説 特攻の拓 ~After Decade~」では、原作から10年後の横浜を舞台に、刑事となった拓の活躍が描かれています。

「特攻」を「ぶっこみ」と読ませるのは、天才的なセンス。

あざらし君

ぶたさん

チームの名前もヤバい。朧童幽霊と書いてロードスペクター、蠅王と書いてヴェルゼブブ。
“”で表記される独特な読み方も堪らない。特定の層には絶対刺さるハズ。

あざらし君

1991年(平成3年)の流行漫画・「BOYS BE…」

作者 イタバシマサヒロ(原作)、玉越博幸(作画)
ジャンル 恋愛漫画、学園漫画、ラブコメ
連載雑誌 週刊少年マガジン
単行本の巻数 52巻

「BOYS BE…」は、週刊少年マガジンで1991年から2000年まで連載されました。物語は少年誌では珍しいオムニバス形式のラブコメで、ティーンエイジャーたちのケンカやすれ違いなど、もどかしい展開の恋愛模様が綴られました。

見どころはなんと言ってもキュートな女の子たち。オムニバス形式のため毎号異なる設定で、さまざまなタイプの女の子が登場するところも人気の理由のひとつ。女の子のグッとくる仕草や心理描写が絶妙で、さらにパンチラなどのラッキースケベやキワドい描写も多く、男子からの圧倒的支持を獲得しました。

2000年のテレビアニメ化をはじめ、テレビドラマやゲーム、ドラマCD、ノベライズなど幅広いメディアミックス展開も。

ちなみに2012年にはイブニングで「BOYS BE…〜adult season〜」が掲載。週刊漫画ゴラクでは、オトナ向け描写を含む派生作の「GIRLS BE…」が連載されました。

ぶたさん

タイトルは、クラーク博士の言葉「Boys be ambitious」から引用しているらしいよ。
「少年よ大志を抱け」か・・・。そりゃこんなカワイイ女の子たちと仲良くなろうだなんて、大志でしかないわ・・・(涙)。

あざらし君

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