1985年に100万本以上売れたゲームソフトを紹介

この記事では1985年(昭和60年)に100万本以上売れたゲームソフトを、プレイ動画とともに紹介していきます。

1985年(昭和60年)100万本以上売れたゲームソフト7本

タイトル メーカー ハード 販売本数
スーパーマリオブラザーズ 任天堂 FC 681万本
サッカー 任天堂 FC 153万本
スパルタンX 任天堂 FC 142万本
キン肉マン マッスルタッグマッチ バンダイ FC 105万本
アイスクライマー 任天堂 FC 100万本
忍者じゃじゃ丸くん ジャレコ FC 100万本

ファミコン最大のヒット作「スーパーマリオブラザーズ」


発売日 1985年9月13日
国内販売本数 681万本
発売元 任天堂
対応機種 ファミリーコンピュータ
主な開発者 宮本茂(プロデューサー他)

「スーパーマリオブラザーズ」はシリーズの原点とも言える横スクロールアクションゲーム。ファミコンソフトとしては最多セールスを記録し、全世界での販売本数は4024万本。「世界一売れたゲーム」としてギネス世界記録に登録されています

本作は、マリオがクッパにさらわれたピーチ姫を救うため、キノコ王国を舞台に大冒険をくり広げるストーリー。キノコ王国には8つのワールドがあり、各ワールドは陸・海・空・地下といったそれぞれ特徴の異なる4つのエリアから構成されています。

ステージのあちこちに仕掛けられたギミックや様々な敵をかわしつつ、お助けアイテムをゲットしながらゴールへ。最終ステージの8-4で待ち受けるクッパを倒すとピーチ姫を救出でき、ゲームクリアーとなります。

ちなみに、本作は非常に多くの移植やリメイク作が制作され、現在でもNintendo Switch Onlineの加入特典をはじめ、多くの手段でプレイすることができる、ファミコンを代表する名作中の名作です。

無限1UPとかポール越えジャンプとか、一生懸命練習したわ。

あざらし君

ぶたさん

したした。あのころの努力がなんで今、仕事に発揮ではないんだろうね。
やめろ!(怒)

あざらし君

フットボールファン待望のタイトル「サッカー」


発売日 1985年4月9日
国内販売本数 153万本
発売元 任天堂
対応機種 ファミリーコンピュータ
主な開発者 生野鋼三(プロデューサー)

「サッカー」はファミコン初のサッカーゲーム

モードは1人プレイ用と2人プレイ用の2種類。選択できるチームはアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、ブラジル、日本、スペインの7カ国。難易度は5レベルから、ハーフタイムの時間も15、30、45分から選ぶことができます。昨今のサッカーゲームとは異なり、各チームの違いはグラフィックのみで能力は全て同じ。

ちなみにチームの人数はゴールキーパーを含め6人。プレイヤーが操作可能なのは、ボールに最も近い位置にいる1人だけ。それ以外の選手はCPUにより自動的に操作されます。

現在でもWii Uのバーチャルコンソールや Nintendo Switch Onlineの加入特典でダウンロード可能です。

ぶたさん

「ベースボール」から脈々と続いてきた任天堂のスポーツゲームシリーズに、ついに大きな変化が!
なんだろう、画面がスクロールするとか?

あざらし君

ぶたさん

なんと、試合中にBGMが流れる! あと、ゴールした時に観客の歓声的な効果音も入る!!
限られた容量の中で開発をせざるを得なかった、当時の開発者のこだわりを感じる(涙)。
むしろその分11人チームにしてほしい。

あざらし君

ぶたさん

は? なんか言った?(怒)

人気映画のゲーム化作品「スパルタンX」


発売日 1985年6月21日
国内販売本数 142万本
発売元 任天堂
対応機種 ファミリーコンピュータ
主な開発者 宮本茂(ディレクター)

「スパルタンX」はアイレムが手がけた人気アーケードゲームの移植作品で、ジャッキー・チェン主演の同名映画をモチーフにした横スクロールアクションゲーム。プレイヤーはトーマスを捜査し、捕らわれのシルビアを救出することが目的です。

ステージは左右の任意の方向へ進むことが可能。各階の最深部ではボスが待ち受けており、倒すと上階へ。5階のボスMr.Xを撃破することでゲームクリアーとなります。

操作方法はシンプルで、立ち状態としゃがみ状態を使いわけながら、次々と迫り来る敵をキックとパンチで倒していきます。

敵キャラクターは、ナイフ使いや立ち攻撃が当たらない背の低いタイプ、さらには龍や毒蛾など様々。5人のボスも、棍棒やブーメランによる攻撃など、バラエティに富んだ攻撃方法で主人公に迫ります。

また、本作の大きな特徴として挙げられるのが、主人公に体力ゲージが設定されている点。攻撃を食らっても、体力がゼロにならない限り残りプレイ数が減らないシステムは、当時のゲームとしては非常に画期的。現在の対戦格闘ゲームの、基礎を形作ったとも評されています。

ボスは大体しゃがみキックでなんとかなる。

あざらし君

ぶたさん

ボスと言えば、8bitで再現されたミスターXの笑い声が秀逸。
ぶた君、サウンドにうるさいよね。

あざらし君

ぶたさん

ファミコンサウンドこそ至高!

人気漫画のゲーム化「キン肉マン マッスルタッグマッチ」


発売日 1985年11月8日
国内販売本数 105万本
発売元 バンダイ
対応機種 ファミリーコンピュータ
主な開発者 仲田隆司(プロデューサー)

アニメ化もされた少年ジャンプの超人気漫画「キン肉マン」をモチーフにした対戦アクションゲーム。8人の超人の中からタッグを組み、3回戦中2回勝利すると次の試合へ進むというルール。

パンチやキックの他にも、バックドロップやドロップキックから、フライングボディアタックまで、多岐にわたるプロレス技が使用可能。

また、本作のキモとなるのが、リングサイドのミート君が投げる「命の玉」。命の玉を取ることで、キャラクターがパワーアップ。それぞれ固有の必殺技が発動可能になります。

操作キャラクターは、キン肉マン、テリーマン、ラーメンマン、ロビンマスク、バッファローマン、ウォーズマン、ブロッケンJr.、アシュラマンの8人。

また、公式ゲーム大会で景品として作られた超レアアイテム「ゴールドカートリッジ版」では、各ソフトにつき1人ずつ既存キャラクターと入れ替わるかたちで、モンゴルマン、ペンタゴン、ブラックホール、ザ・ニンジャが登場します。

ちなみに現在も、ミニファミコンの週刊少年ジャンプ50周年記念バージョンでプレイすることが可能です。

ぶたさん

ミート君がリングサイドに現れると緊張感が走る。
命の玉ゲーと言っても過言ではない。

あざらし君

2人プレイが超アツい!「アイスクライマー」


「アイスクライマー」は縦スクロールのアクションゲーム。モードは1人用と2人用から選択可能で、ステージは全32面用意されています。

プレイヤーはポポ(1P)とナナ(2P)を操作し、ハンマーで床を壊しながら、複数の階層に分かれたステージをひたすら頂上目指して登っていくというルール。

ステージには、アザラシや鳥といった敵が登場。さらに、氷柱やつねに移動する雲の床、滑ってしまう床などの様々な仕掛けや障害物も。

8層目まで到達するとボーナスステージへ突入。制限時間内にボーナスアイテムの野菜を集めながら頂上へ向かいます。山頂を飛行しているコンドルの足にうまくつかまることができれば、さらにスペシャルボーナスをゲット。

本作はファミコンミニ第1弾に収録されており、他にもNintendo Switch Onlineの加入特典など、様々な手段でプレイ可能な人気タイトルです。

ぶたさん

協力プレイという名の対戦プレイが盛り上がった。
画面スクロールで取り残されてロストさせられるのが鉄板。シビア!

あざらし君

シリーズの原点となる「忍者じゃじゃ丸くん」


発売日 1985年11月15日
国内販売本数 100万本
発売元 ジャレコ
発売元 ファミリーコンピュータ

忍者のキャラクターを操作する、段差式のスクロールアクションゲーム「忍者じゃじゃ丸くん」。

主人公のじゃじゃ丸は、1984年にリリースされたアーケードゲーム「忍者くん 魔城の冒険」の主人公、「忍者くん」の弟という設定。基本的なゲームシステムも「忍者くん」を踏襲しており、手裏剣と体当たりジャンプを駆使して、ステージ上の全ての敵を倒すとクリアーとなります。

また、天井ブロックをジャンプで破壊することで攻撃アイテムやスコアアイテムが入手できたり、無敵状態となる最強の忍法・ガマパックンが登場したりと、新たに追加された要素も多数。

ちなみに、現在でもWii Uのバーチャルコンソールでダウンロード可能。2019年にはNintendo Switch用タイトルとして「忍者じゃじゃ丸くん」をベースにしたリメイク作、「忍者じゃじゃ丸コレクション」がリリースされています。

ぶたさん

ゲームとしても楽しめるけど、世界観が魅力的。
お地蔵様や墓石、障子に提灯といった和風の背景がすごく雰囲気があった。

あざらし君

ぶたさん

ステージ開始時に「おゆき登場」といった風に、章タイトルっぽい画面がカットインするのもドラマチックだったよね。

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