この記事では1983年(昭和58年)に100万本以上売れたゲームソフトを、プレイ動画とともに紹介していきます。
1983年(昭和58年)100万本以上売れたゲームソフト3本
タイトル | メーカー | ハード | 販売本数 |
ベースボール | 任天堂 | FC | 235万本 |
マリオブラザーズ | 任天堂レジャーシステム | FC | 163万本 |
麻雀 | 任天堂 | FC | 213万本 |
日本で最も売れた野球ゲーム「ベースボール」
発売日 | 1983年12月7日 |
国内販売本数 | 235万本 |
発売元 | 任天堂 |
対応機種 | ファミリーコンピュータ |
プロデューサー | 上村雅之 |
「ベースボール」はファミリーコンピュータ初となる野球ゲームで、スポーツゲームとしては初のミリオンセラーとなったゲームです。
システムは、現在の野球ゲームのように、選手ごとのパラメーターや成長システムなどは搭載されておらず、非常にシンプル。
ピッチングでは変化球や速球、チェンジアップといった球種を使い分けることが可能。牽制球や盗塁などもプレイヤーが操作できましたが、守備側の捕球はAIによる自動操作。かなりギャンブル性の高い守備により、スリリングな試合展開を見せることもしばしば。
対戦モードは、対CPU戦と2人対戦が用意されており、選べるチームはセントラル・リーグの球団名のイニシャル、C・D・G・S・T・W(当時は大洋ホエールズ)を冠した6チーム。ユニフォームも、各球団と似たカラー採用されていました。
あざらし君
ぶたさん
あざらし君
ファミコン初の野球ゲーム「麻雀」
発売日 | 1983年8月27日 |
国内販売本数 | 213万本 |
発売元 | 任天堂 |
対応機種 | ファミリーコンピュータ |
プロデューサー | 上村雅之 |
ファミリーコンピュータ用としては、初の麻雀ゲーム。日本で最も販売本数の多い麻雀ソフトでもあります。
ゲームモードは1人プレイのみで、対CPUの2人打ち。麻雀を覚えたての人用の初級と、強くなりたい人用の中級、そして自信のある人用の上級という3つの難易度からモードを選ぶことが可能。難度が上がるほど、配牌や時間制限が厳しくなっています。
ゲームキューブ用ソフト「どうぶつの森+」では、ゲーム内ゲームとしてプレイすることができました。ちなみに、1984年に発売されたアーケード版では、対人プレイも可能です。
あざらし君
ぶたさん
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「マリオ」シリーズの原点「マリオブラザーズ」
発売日 | 1983年9月9日 |
国内販売本数 | 163万本 |
発売元 | 任天堂レジャーシステム |
対応機種 | ファミリーコンピュータ |
プロデューサー | 横井軍平 |
「マリオブラザーズ」は非スクロールのアクションゲームで、1983年7月に稼働したアーケードゲームの移植作。また、世界一有名なゲームキャラクター・マリオが活躍する「マリオ」シリーズの記念すべき第一作でもあります。
ゲームの目的は、下水道から次々と出現するカメやカニといった敵を退治し、ステージをクリアーしていくこと(ちなみにマリオの職業は配管工)。マリオがジャンプして床を下から突き上げると敵が気絶。気絶中に蹴り飛ばすことで、敵を倒すことができます。
本作では1人プレイと、2人での協力プレイが可能。しかし、このゲームを語るうえで欠かせない、ステージ全体を突き上げられる「パワー床」ことPOWブロックの存在により、協力プレイというよりは対戦プレイの様相を呈することも。
なお、現在もNintendo Switch Online加入者向けの特典「ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online」でプレイすることが可能です。
あざらし君
ぶたさん