この記事では1991年(平成3年)に100万本以上売れたゲームソフトを、プレイ動画とともに紹介していきます。
1991年(平成3年)100万本以上売れたゲームソフト2本
タイトル | メーカー | ハード | 販売本数 |
ファイナルファンタジーIV | スクウェア | SFC | 144万本 |
ゼルダの伝説 神々のトライフォース | 任天堂 | SFC | 116万本 |
アクティブタイムバトルが初採用「ファイナルファンタジーIV」
発売日 | 1991年7月19日 |
国内販売本数 | 144万本 |
発売元 | スクウェア |
対応機種 | スーパーファミコン |
主な開発者 | 坂口博信(ディレクター) |
「ファイナルファンタジーIV」はシリーズの4作目にして、スクウェア初のスーパーファミコン用ソフトでもあります。主人公は、飛空挺団「赤い翼」の団長を務める暗黒騎士のセシル。ある事件をきっかけに王に不信感を抱き、親友のカインとともに国を出奔することに。
バトル面では、「ファイナルファンタジー」シリーズの代名詞でもあるアクティブタイムバトルシステムが初めて採用されています。これは、敵味方双方に、コマンドが入力できるようになるまでの待機時間が設定されているというもの。また従来のシリーズとは異なり、キャラクター自身に得手不得手があるなど特徴を持つのも特徴のひとつです。
ゲーム性だけでなく、セシルとカインによる、幼馴染みのローザを巡るドラマチックなストーリーも、多くのユーザーを惹きつけました。
本作は、プレイステーションやニンテンドーDSなど様々なハードで移植版がリリース。また、セシルの息子を主人公とした外伝「ファイナルファンタジーIV ジ・アフター -月の帰還-」も制作され、本編から十数年後の世界が描かれました。
あざらし君
ぶたさん
あざらし君
人気シリーズの3作目「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」
発売日 | 1991年11月21日 |
国内販売本数 | 116万本 |
発売元 | 任天堂 |
対応機種 | スーパーファミコン |
主な開発者 | 宮本茂(ディレクター) |
「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」は、前作「リンクの冒険」から5年ぶりとなる続編。システムは初代「ゼルダの伝説」を踏襲したアクションアドベンチャーです。
ある夜、ゼルダ姫の助けを求める夢で目を覚ましたリンク。その後、家を出て行った叔父の後を追うと…。リンクは囚われたゼルダ姫を救うため、触れた者の願いを叶えるというハイラル王国の秘宝「トライフォース」を巡る冒険に旅立つことになります。
本作では光の世界と闇の世界を行き来しながら冒険を進めていくことに。また、アクション面では引っ張る、担ぐ、投げるといった動作が可能になり、謎解きの幅が広がっています。さらにバトルアクションも、2倍の威力で攻撃する回転斬りなどが可能に。
30年前のタイトルであるにもかかわらず、ベストゼルダとして挙げるファンも多い本作。現在でもバーチャルコンソールやミニファミコン、Nintendo Switch Onlineの加入特典でプレイ可能なので、「ブレス オブ ザ ワイルド」から「ゼルダ」シリーズに触れた人は、ぜひチャレンジしてみては。
ぶたさん
あざらし君
ぶたさん