1984年(昭和59年)の音楽CD売上ランキングベスト50

CD売り上げランキング

この記事では1984年(昭和59年)にヒットした音楽を売上順に50位までランキング形式で紹介しています。

目次

1984年(昭和59年)CD売上ランキング1~10位

1984年 CD売上ランキング1位「もしも明日が…。」


順位 1位
曲名 もしも明日が…。
歌手名 わらべ
売上枚数 97.0万

倉沢淳美、高橋真美によるユニット、わらべの「もしも明日が…。」が第1位。

このユニットを生んだバラエティ番組『欽ちゃんのどこまでやるの!?』の挿入歌に起用されました。

当初わらべは高部知子を含んだ3名でしたが、この年のスキャンダルで脱退を余儀なくされ、このシングルは2人での再出発シングルでもあったんです。

わらべの再出発作が見事1位を獲得!

あざらし君

ぶたさん

スキャンダルによって、残された2人のメンバーも不安でいっぱいだっただろうけど、大ヒットして本当に良かったね。

1984年 CD売上ランキング2位「ワインレッドの心」


順位 2位
曲名 ワインレッドの心
歌手名 安全地帯
売上枚数 69.6万

安全地帯の認知度を一気に広めるきっかけとなった、彼らの最初のヒット曲が「ワインレッドの心」です。

4枚目となるこのシングルまで全くヒット曲が出なかった彼ら。

この曲もリリース直後は売上が伸びませんでしたが、B面曲の「We’re alive」が東北地方でブリヂストンのCMソングに起用されたことから徐々に売上を伸ばし、次第にA面である「ワインレッドの心」も注目されるようになります。

最終的に週間チャートで1位を獲得し、1984年の年間ランキングでは2位にランクインしました。

ぶたさん

ヒット曲が出なかった安全地帯に対してスタッフが、井上陽水への作曲依頼を打診するも、玉置浩二が自分で作るとそれを拒否して作曲したってエピソードがあるんだ。自分で作れなかったらグループを辞めるとまで言い切ったそうだよ。
そこまで言い切って、そのうえ作った曲を大ヒットさせてしまうってカッコ良いね。

あざらし君

1984年 CD売上ランキング3位「Rock’n Rouge」


順位 3位
曲名 Rock’n Rouge
歌手名 松田聖子
売上枚数 67.4万

「Rock’n Rouge」は、松田聖子16枚目のシングル。

前作「瞳はダイアモンド」から打って変わったアップテンポな曲です。

本人が出演しているCM、カネボウ化粧品「レディ80BIO リップスティック」「84年春のバザール」に使用されました。

ぶたさん

歌詞を作るのにあたって「pure pure lips」という歌詞を入れて欲しいというカネボウ側からの要望があって、作詞をした松本隆は相当悩んだそうだよ。
そうだったんだ。結局うまく作れたの?

あざらし君

ぶたさん

一時音信不通になるほど難航したけど、ベタなデートの場面を歌詞にすることで乗り切ったそうだよ。

1984年 CD売上ランキング4位「涙のリクエスト」

順位 4位
曲名 涙のリクエスト
歌手名 チェッカーズ
売上枚数 66.8万

「涙のリクエスト」は、チェッカーズの出世作となった大ヒットナンバー。

前作「ギザギザハートの子守唄」と次作「哀しくてジェラシー」と共に3曲が同時トップテン入りを果たします。

チェッカーズは、メンバーの整った容姿からアイドル的な人気を誇り、ファッション等にも大きな影響を与えるほどの社会現象となりました。

ぶたさん

社会現象となるほどの人気を得たチェッカーズだけど、本人達はアイドル扱いされることやレコーディング時間の不足、これまでとのギャップによる苦悩が続いたみたいだよ。
人気出てから苦悩するアーティストも多いみたいだね。それぞれの立場や状況での悩みがあるんだね。

あざらし君

1984年 CD売上ランキング5位「哀しくてジェラシー」


順位 5位
曲名 哀しくてジェラシー
歌手名 チェッカーズ
売上枚数 65.8万

「哀しくてジェラシー」は、チェッカーズ3枚目のシングルです。

前作「涙のリクエスト」で大ヒットしながらも果たせかった、週間ランキング1位を獲得しました。

B面には、メンバーの鶴久政治によるソロ曲、「サマーガーデン」が収録されています。

1984年 CD売上ランキング6位「十戒」


順位 6位
曲名 十戒
歌手名 中森明菜
売上枚数 60.9万

「十戒」は、中森明菜の9枚目のシングルです。

オリコン週間チャートで初登場1位を獲得するとともに、人気音楽番組『ザ・ベストテン』では、5週連続の1位を記録。

この年の紅白歌合戦では、「十戒」を歌唱しました。

1984年 CD売上ランキング7位「娘よ」


順位 7位
曲名 娘よ
歌手名 芦屋雁之助
売上枚数 58.1万

「娘よ」は、喜劇俳優・芦屋雁之助の1枚目のシングルです。

週間ランキング6位を最高とし、100位以内に1年以上ランクインするというロングヒットを記録。

この年の「第26回日本レコード大賞」では、特別賞を受賞しました。

1年以上も100位以内にランクインするって、凄いね・・

あざらし君

1984年 CD売上ランキング8位「星屑のステージ」


順位 8位
曲名 星屑のステージ
歌手名 チェッカーズ
売上枚数 57.6万

「星屑のステージ」は、TBS系連続ドラマ「うちの子にかぎって…」主題歌だった、チェッカーズ4枚目のシングル。

彼らの代表曲のひとつです。

翌年春の、選抜高等学校野球大会の行進曲にも使用されました。

ぶたさん

チェッカーズのリードボーカルは、今も芸能界で活躍している藤井フミヤ。チェッカーズ時代は藤井郁弥(読み方は同じ)の表記だったんだけどチェッカーズ解散後に改名したんだ。

1984年 CD売上ランキング9位「北ウイング」


順位 9位
曲名 北ウイング
歌手名 中森明菜
売上枚数 56.8万

「北ウイング」は、中森明菜7枚目のシングル。

作詞作曲を当時のヒットメーカーだった、康珍化、林哲司が担当しています。

「北ウイング」というタイトルについて、中森明菜は松任谷由実の名曲である「中央フリーウェイ」に影響を受けて考えたと語っているんです。

1984年 CD売上ランキング10位「サザン・ウインド」


順位 10位
曲名 サザン・ウインド
歌手名 中森明菜
売上枚数 54.4万

第10位は、中森明菜8枚目のシングル「サザン・ウインド」です。

オリコン週間チャートでは、3週連続の1位を記録するヒットとなりました。

作曲を、当時安全地帯のメンバーとして活動していた玉置浩二が担当しています。

1984年(昭和59年)CD売上ランキング11~30位

1984年 CD売上ランキング11位「星空のディスタンス」


順位 11位
曲名 星空のディスタンス
歌手名 アルフィー
売上枚数 52.3万

「星空のディスタンス」は、アルフィーで2番目の売上を記録している、彼らの代表曲。(1番売れたのは1992年発売の「Promised Love」)

TBS系テレビドラマ『無邪気な関係』の主題歌に起用されました。

前作「メリーアン」のヒットにより人気が出たアルフィー。そのヒットを無駄にせず人気に火をつけるために、絶対に売れるような曲を何度も書き直しながら作ったというエピソードがあるんです。

1984年 CD売上ランキング12位「雨音はショパンの調べ」


順位 12位
曲名 雨音はショパンの調べ
歌手名 小林麻美
売上枚数 52.0万

1984年 CD売上ランキング13位「メイン・テーマ」


順位 13位
曲名 メイン・テーマ
歌手名 薬師丸ひろ子
売上枚数 51.1万

1984年 CD売上ランキング14位「長良川艶歌/おはん」


順位 14位
曲名 長良川艶歌/おはん
歌手名 五木ひろし
売上枚数 48.8万

1984年 CD売上ランキング15位「時間の国のアリス」


順位 15位
曲名 時間の国のアリス
歌手名 松田聖子
売上枚数 47.6万

1984年 CD売上ランキング16位「ふたりの愛ランド」


順位 16位
曲名 ふたりの愛ランド
歌手名 石川優子とチャゲ
売上枚数 43.7万

1984年 CD売上ランキング17位「ピンクのモーツァルト」

順位 17位
曲名 ピンクのモーツァルト
歌手名 松田聖子
売上枚数 42.3万

1984年 CD売上ランキング18位「ラヴ・イズ・オーヴァー」


順位 18位
曲名 ラヴ・イズ・オーヴァー
歌手名 欧陽菲菲
売上枚数 40.9万

欧陽菲菲の「ラヴ・イズ・オーヴァー」、多くのアーティストにカバーされており、名曲として幅広く認知されています。

元は、1979年7月1日発売の「うわさのディスコ・クィーン」B面に収録されている曲で、この作品自体はあまり売れませんでした。しかし、その後も欧陽菲菲は「ラヴ・イズ・オーヴァー」を歌い続け、口コミで評判を集めることに。1980年7月にA面曲として発売したのち、1983年にはジャケットを変更して再発売。

最終的には、『ザ・ベストテン』のトップ10に12週ランクインするほどの大ヒットを記録します。

1984年 CD売上ランキング19位「悲しみがとまらない」


順位 19位
曲名 悲しみがとまらない
歌手名 杏里
売上枚数 40.4万

1984年 CD売上ランキング20位「ギザギザハートの子守唄」


順位 20位
曲名 ギザギザハートの子守唄
歌手名 チェッカーズ
売上枚数 39.4万

1984年 CD売上ランキング21位「迷宮のアンドローラ/DUNK」


順位 21位
曲名 迷宮のアンドローラ/DUNK
歌手名 小泉今日子
売上枚数 37.7万

1984年 CD売上ランキング22位「モニカ」


順位 22位
曲名 モニカ
歌手名 吉川晃司
売上枚数 33.9万

1984年 CD売上ランキング23位「桃色吐息」


順位 23位
曲名 桃色吐息
歌手名 高橋真梨子
売上枚数 33.7万

「桃色吐息」は、高橋真梨子の10枚目のシングルにして代表曲のひとつ。

艶やかでなまめかしい大人の恋愛を歌った曲です。

三貴「カメリアダイヤモンド」のCMソングとして注目を集め、それまでの自身最高売上だった10万枚を大きく上回るヒットを記録。

この曲で、ソロ活動を始めてから初となる、紅白歌合戦への出場を果たしました。

1984年 CD売上ランキング24位「お久しぶりね」


順位 24位
曲名 お久しぶりね
歌手名 小柳ルミ子
売上枚数 33.1万

1984年 CD売上ランキング25位「渚のはいから人魚/風のマジカル」


順位 25位
曲名 渚のはいから人魚/風のマジカル
歌手名 小泉今日子
売上枚数 33.0万

1984年 CD売上ランキング26位「ケジメなさい」


順位 26位
曲名 ケジメなさい
歌手名 近藤真彦
売上枚数 32.6万

1984年 CD売上ランキング27位「愛情物語」


順位 27位
曲名 愛情物語
歌手名 原田知世
売上枚数 32.0万

1984年 CD売上ランキング28位「瞳はダイアモンド/蒼いフォトグラフ」


順位 28位
曲名 瞳はダイアモンド/蒼いフォトグラフ
歌手名 松田聖子
売上枚数 31.6万

1984年 CD売上ランキング29位「君が、嘘を、ついた」


順位 29位
曲名 君が、嘘を、ついた
歌手名 オフコース
売上枚数 31.6万

1984年 CD売上ランキング30位「STARSHIP -光を求めて-」


順位 30位
曲名 STARSHIP -光を求めて-
歌手名 アルフィー
売上枚数 31.1万

1984年(昭和59年)CD売上ランキング31~50位

1984年 CD売上ランキング31位「チャールストンにはまだ早い」


順位 31位
曲名 チャールストンにはまだ早い
歌手名 田原俊彦
売上枚数 30.8万

1984年 CD売上ランキング32位「釜山港へ帰れ」


順位 32位
曲名 釜山港へ帰れ
歌手名 渥美二郎
売上枚数 30.5万

1984年 CD売上ランキング33位「一番野郎」


順位 33位
曲名 一番野郎
歌手名 近藤真彦
売上枚数 29.3万

1984年 CD売上ランキング34位「前略、道の上より」


順位 34位
曲名 前略、道の上より
歌手名 一世風靡セピア
売上枚数 28.8万

1984年 CD売上ランキング35位「ヤマトナデシコ七変化」


順位 35位
曲名 ヤマトナデシコ七変化
歌手名 小泉今日子
売上枚数 28.6万

1984年 CD売上ランキング36位「ミス・ブランニュー・デイ」


順位 36位
曲名 ミス・ブランニュー・デイ
歌手名 サザンオールスターズ
売上枚数 27.8万

1984年 CD売上ランキング37位「NEVER/おつだね」


順位 37位
曲名 NEVER/おつだね
歌手名 MIE
売上枚数 27.4万

1984年 CD売上ランキング38位「愛・おぼえていますか」


順位 38位
曲名 愛・おぼえていますか
歌手名 飯島真理
売上枚数 27.0万

1984年 CD売上ランキング39位「浪花恋しぐれ」


順位 39位
曲名 浪花恋しぐれ
歌手名 都はるみ・岡千秋
売上枚数 26.4万

1984年 CD売上ランキング40位「浪花節だよ人生は」


順位 40位
曲名 浪花節だよ人生は
歌手名 木村友衛
売上枚数 25.9万

1984年 CD売上ランキング41位「騎士道」

順位 41位
曲名 騎士道
歌手名 田原俊彦
売上枚数 25.7万

1984年 CD売上ランキング42位「つぐない」


順位 42位
曲名 つぐない
歌手名 テレサ・テン
売上枚数 25.2万

1984年 CD売上ランキング43位「喝!」


順位 43位
曲名 喝!
歌手名 シブがき隊
売上枚数 25.1万

1984年 CD売上ランキング44位「顔に書いた恋愛小説(ロマンス)」

順位 44位
曲名 顔に書いた恋愛小説(ロマンス)
歌手名 田原俊彦
売上枚数 25.0万

1984年 CD売上ランキング45位「君のハートはマリンブルー」


順位 45位
曲名 君のハートはマリンブルー
歌手名 杉山清貴&オメガトライブ
売上枚数 24.8万

1984年 CD売上ランキング46位「エル・オー・ヴィ・愛・N・G」


順位 46位
曲名 エル・オー・ヴィ・愛・N・G
歌手名 田原俊彦
売上枚数 24.7万

1984年 CD売上ランキング47位「細雪」


順位 47位
曲名 細雪
歌手名 五木ひろし
売上枚数 24.7万

1984年 CD売上ランキング48位「艶姿ナミダ娘」


順位 48位
曲名 艶姿ナミダ娘
歌手名 小泉今日子
売上枚数 24.1万

1984年 CD売上ランキング49位「永遠に秘密さ」


順位 49位
曲名 永遠に秘密さ
歌手名 近藤真彦
売上枚数 23.8万

1984年 CD売上ランキング50位「君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね。」


順位 50位
曲名 君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね。
歌手名 中原めいこ
売上枚数 23.7万

「君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね。」は、カネボウの夏の化粧品キャンペーンのテーマソングに起用され、中原めいこの名を世に知らしめるきっかけとなったヒット曲。

注目せざるをえないような特徴的なタイトルは、広告代理店が指定したものなんだそう。

オリコン週間チャートでは自身初となるトップ10入りを果たし、中原めいこ最大のヒット曲となりました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。