1980年代のプロ野球主な出来事
- セ・リーグ優勝
広島東洋カープ - パ・リーグ前期優勝
ロッテオリオンズ - パ・リーグ後期優勝
近鉄バファローズ - パ・リーグ優勝
近鉄バファローズ(3-0) - 日本シリーズ優勝
広島東洋カープ(4-3)
- 5月14日
阪神のブレイザー監督が退団
阪神の新人岡田の起用法を巡り、フロントとの確執が表面化した - 5月28日
張本勲が3000本安打達成
3000本安打達成は日本のプロ野球史上初のことであった - 10月12日
王貞治、868本目のホームランを放つ
このホームランが王貞治最後のホームランとなった - 11月14日
巨人・王貞治が引退
「王貞治としてのバッティングができなくなった」とコメントを残した - シーズンオフ
日本ハムに入団した新人の木田勇が22勝8敗4セーブの成績を残す
最多勝・最高勝率・最優秀防御率・新人王・MVPなどのタイトルを総なめした
1981年の制度上の主な変更点は「勝利打点」と呼ばれる打撃項目が新設されたことです。
ただ矛盾点が多いため1988年に廃止となっています。
- セ・リーグ優勝
読売ジャイアンツ - パ・リーグ前期優勝
ロッテオリオンズ - パ・リーグ後期優勝
日本ハムファイターズ - パ・リーグ優勝
日本ハムファイターズ(3-1) - 日本シリーズ優勝
読売ジャイアンツ(4-2)
- 7月31日
南海の門田が月間16本塁打の新記録達成
当時は新記録だったが、2013年8月にヤクルト・バレンティンに抜かれた(18本) - 8月26日
阪神の江本孟紀が「ベンチがアホ」発言
阪神首脳への不満を募らせていた江本が、当時阪神監督だった中西太に対し批判、後日謝罪をしたが同年限りでの引退を表明 - 8月26日
宇野勝ヘディング事件発生
158試合連続得点記録を止めるべく6回まで完封していた中日・星野だったが、宇野が捕球を失敗、頭に当てたことにより巨人が得点、星野はグランドにグラブを叩きつけた - 9月16日
阪急の山森がホームラン性の打球をキャッチ
アメリカでも映像が流され、クーパースタウンの野球殿堂で表彰された
- セ・リーグ優勝 中日ドラゴンズ
- パ・リーグ前期優勝 西武ライオンズ
- パ・リーグ後期優勝 日本ハムファイターズ
- パ・リーグ優勝 西武ライオンズ(3-1)
- 日本シリーズ優勝 西武ライオンズ(4-2)
- 7月25日
大洋ホエールズの斉藤明夫がオールスターで5イニングを投げる
オールスターは3イニング以上投げることはできないが、延長戦にそのルールは適用されないため - 8月31日
横浜スタジアム審判集団暴行事件発生
阪神対横浜ホエールズ戦で、阪神・藤田平の打球のファウル判定をめぐり、阪神の島野・柴田両コーチが殴る・蹴るの暴行を加えた - 10月18日
中日、シーズン最終戦でセ・リーグ優勝を決定
なお対戦相手の大洋は長崎を首位打者にするため、中日の田尾に対し5連続敬遠した - 不明
ロッテの落合が史上最年少3冠王達成
入団3年目での快挙だったが、数字が物足りない(.325,99打点,HR32)ことから酷評する人もいた
- セ・リーグ優勝 読売ジャイアンツ
- パ・リーグプレーオフ なし
- パ・リーグ優勝 西武ライオンズ
- 日本シリーズ優勝 西武ライオンズ(4-3)
- 日付なし
今季からパ・リーグのプレーオフは5ゲーム以内である場合に行われることとなるが、1985年まで全ての優勝チームが5ゲーム差を超えて優勝し、1986年にはプレーオフが中止。1982~1982年のプレーオフは「幻のプレーオフ」と呼ばれる - 6月3日
阪急の福本豊が盗塁939の世界新記録達成
中曽根首相から国民栄誉賞受賞を打診されるが「立ちしょんもできんようになる」と固辞 - 9月21日
日本ハムの木田勇が209球の完投負け
2対10と大敗したが、大沢監督は最後まで木田に投げさせた
- セ・リーグ優勝
広島東洋カープ - パ・リーグプレーオフ
なし - パ・リーグ優勝
阪急ブレーブス - 日本シリーズ優勝
広島東洋カープ(4-3)
- 4月下旬
近鉄の新外国人、ドン・マネーがゴキブリに辟易し退団
後楽園球場の華やかさを期待して来日したドン・マネーは、藤井寺球場の汚さ・住まいとして提供されたアパートに大量のゴキブリが出ることなどを理由に退団した - 5月5日
近鉄バファローズ の鈴木啓示が史上6人目の通算300勝を記録
鈴木啓二以降、日本プロ野球に300勝を達成した投手はいない - 7月24日
巨人の江川卓がオールスターで8者連続三振
最後の打者の大石はセカンドごろで残念ながら9者連続はならず - 10月3日
阪神・掛布と中日・宇野がともに10打席連続敬遠
直接対決2試合を残し、掛布・宇野ともに37本塁打とタイトル争いをしていたため - 10月5日
大洋のレオンが兄弟でともに通算1000安打達成
兄のレオン・リーがロッテで83年に1000安打を達成したのに続いた - 不明
阪急ブレーブスのブーマーが外国人初の三冠王を達成
記録は打率.355,37HR,130打点と、阪急のリーグ優勝に大きく貢献した
- 5月5日
広島の山本浩二が2000本安打達成
- セ・リーグ優勝 阪神タイガース
- パ・リーグプレーオフ なし
- パ・リーグ優勝 西武ライオンズ
- 日本シリーズ優勝 阪神タイガース(4-2)
- 4月17日
甲子園球場の阪神-巨人戦でバース・掛布雅之・岡田彰布がバックスクリーン3連発
21年ぶりのリーグ優勝を果たし「阪神フィーバー」を巻き起こした阪神の象徴的な出来事となった - 11月20日
ドラフトで巨人が桑田真澄を指名
早稲田大学進学を明言していた桑田にまさかの指名が入り、巨人からの指名を確約されていた清原は涙を流した
日本のプロ野球が新ストライクゾーンを導入して開幕。
- セ・リーグ優勝 広島東洋カープ
- パ・リーグ優勝 西武ライオンズ
- 日本シリーズ優勝 西武ライオンズ(4-3-1)
- 6月13日
西武球場で近鉄のデービスが東尾に暴行
右ひじにデッドボールを受けたデービスは、東尾に4発のパンチを浴びせた - 6月26日
後楽園球場の巨人-阪神戦で阪神のランディ・バースが巨人の江川卓から7試合連続本塁打を放つ
1972年に王貞治に次ぎ2人目の快挙 - 10月27日
日本シリーズ史上初となる第8戦が行われ、西武が3連敗から4連勝で日本一 - 不明
落合・バースが2年連続三冠王達成
バースの打率.389は日本記録、落合は史上初の2年連続50本塁打を達成した
- セ・リーグ優勝 読売ジャイアンツ
- パ・リーグ優勝 西武ライオンズ
- 日本シリーズ優勝 読売ジャイアンツ(4-2)
- 6月13日
広島の衣笠祥雄選手が連続試合出場2131の世界新記録を樹立
ルーゲーリックの記録を抜き、15日には国民栄誉賞授与が決定した - 8月9日
中日の近藤真一が初登板でノーヒットノーランを達成
巨人相手に116球、高卒ルーキーでの快挙にファンは驚いた - 11月12日
巨人の江川卓が現役引退
同年は13勝を上げており電撃の引退だった。 - 5月6日
ヤクルトの新外国人ホーナーが阪神戦で3本のホームランを放つ
4試合で11打数7安打、本塁打6本と驚異的なデビューを飾りヤクルトファンを狂喜させた。
1988年は日本で初めてのドーム球場である東京ドームが開場し、話題を呼びました。
一方で南海ホークス・阪急ブレーブスが相次いで買収され、老舗球団が消滅するなど時代の節目を感じる年度となりました。
- セ・リーグ優勝 中日ドラゴンズ
- パ・リーグ優勝 西武ライオンズ
- 日本シリーズ優勝 西武ライオンズ(4-1)
- 6月14日
巨人の新外国人、呂明賜が来日初打席で初ホームラン
呂明賜は3試合連続4本塁打を放つなど、衝撃的なデビューを果たした - 9月14日
ダイエーが南海ホークスの買収を発表
こののち本拠地が大阪球場から福岡平和台球場へ移転、大阪球場は2003年「なんばパークス」という複合娯楽施設へ生まれ変わった - 10月19日
ロッテ対近鉄のダブルヘッダーが行われる
2連勝で優勝の近鉄は第2試合で引き分け、西武の優勝が決定、第二試合は急遽全国中継された - 10月19日
オリエント・リースが阪急ブレーブスの買収を発表
突然の球団買収にファンは驚いた - シーズンオフ
南海の門田が40歳にして2冠達成
44本塁打、125打点と2位に大差をつけてタイトルを獲得した
- セ・リーグ優勝 読売ジャイアンツ
- パ・リーグ優勝 近鉄バファローズ
- 日本シリーズ優勝 読売ジャイアンツ(4-3)
- 4月8日
日本ハムのルーキー・中島が開幕でサヨナラ弾
4対4で迎えた9回裏、56年ぶりとなる新人の開幕サヨナラホームランを放った - 5月31日
ヤクルトが1試合で2度の乱闘
阪神-ヤクルト戦で6回に阪神・渡辺がパリッシュに死球を与え乱闘、直後に中西にもブラッシュボールを投げ再度乱闘となった。 - 10月12日
首位攻防戦、残り4試合となった近鉄-西武のダブルヘッダーで近鉄ブライアントが4連発
ダブルヘッダーを制し、近鉄にマジック2が点灯、そのまま優勝する - 10月24日
近鉄が日本シリーズ王手をかけるが、試合後に先発の加藤が巨人を「怖さのないチーム」と発言
この発言が「巨人はロッテより弱い」と報道されたことにより、巨人が発奮。3連勝後の4連敗に繋がったと言われている。
1990年代のプロ野球主な出来事
- セ・リーグ優勝 読売ジャイアンツ
- パ・リーグ優勝 西武ライオンズ
- 日本シリーズ優勝 西武ライオンズ(4-0)
- 4月7日
外野審判が廃止され審判4人制となったプロ野球開幕戦で、疑惑のホームランによりヤクルトが巨人に敗れる
8回裏、3-1とリードされていた巨人は篠塚が放ったポール際への大飛球がホームランと判定され逆転、巨人が勝利した - 6月6日
近鉄ブライアントが東京ドーム天井に当たるホームランを放つ
東京ドームで行われた近鉄-日本ハム戦で、ブライアントの放った打球は東京ドーム天井スピーカーを直撃、認定本塁打となった - 6月23日
西武対ロッテ戦でロッテの監督の金田正一が審判に暴行、一か月の出場停止
暴行を受けた審判は「こんな人間がいるところで審判ができるか」とシーズン途中で辞表を提出 - 不明
野茂英雄がトルネード投法で旋風を巻き起こす
近鉄の野茂英雄が最多勝・最優秀防御率・MVP・沢村賞・最多奪三振などのタイトルを総なめにした
- セ・リーグ優勝 広島東洋カープ
- パ・リーグ優勝 西武ライオンズ
- 日本シリーズ優勝 西武ライオンズ(4-3)
- 4月14日
「炎のストッパー」津田恒美が最後の登板
8回にリリーフで登板した津田は巨人に逆転を許し降板、翌日病院で悪性の脳腫瘍が発覚し、93年に他界した。 - 5月29日
投手のシュルジーがパ・リーグ投手として初のホームランを放つ
近鉄-オリックス戦で登板したリリーフのシュルジーは6番に入ったが、近鉄に同点に追いつかれ、11回の打席で決勝のホームランを放った - 6月18日
大洋-中日戦で彦野がサヨナラホームランを打つも負傷
延長10回裏にサヨナラホームランを中日の彦野が放つが、1塁を回りジャンプをした際に故障した。
代走山口が送られホームインした。 - 12月25日
プロ野球大洋の中山裕章投手が逮捕(幼児への強制わいせつ)、解雇
その後中日へ復帰しリリーフとして活躍した
1992年はオリンピックで野球が初めて正式種目となった年でしたが、プロ野球選手の参加が認められたのは2000年のシドニーオリンピックからであったため、アマチュア・大学生中心の選手編成で日本は銅メダルを獲得しました。
- セ・リーグ優勝 ヤクルトスワローズ
- パ・リーグ優勝 西武ライオンズ
- 日本シリーズ優勝 西武ライオンズ(4-3)
- 7月19日
ヤクルト古田がオールスター戦でサイクル安打を達成
球宴でのサイクル安打達成は史上初 - 9月11日
阪神八木が疑惑のエンタイトルツーベースで史上最長試合
ヤクルトー阪神の首位攻防戦で9回裏に阪神八木がサヨナラホームランを放ったが、ヤクルトの抗議によりエンタイトルツーベースに訂正、試合は阪神が敗れた - 10月1日
平和台球場最終戦
西鉄ライオンズ・ダイエーの本拠地として愛された平和台球場の最終戦が行われ、近鉄・野茂英雄、ダイエー若田部の投手戦の末に1-0でダイエーが勝利、門田博光の引退試合ともなった。
本年度はプロ野球の歴史を変える大きな制度変更が2つあった。
それは、FA制度の導入と逆指名制度(2007年に西武の裏金問題が発覚し、2006年で廃止)の導入である。
93年には阪神の松永、巨人の駒田、中日の落合、オリックスの石嶺がFA宣言を行った。
また逆指名制度で阪神に藪恵一、ダイエーに小久保裕紀など大物選手が入団している。
- セ・リーグ優勝 ヤクルトスワローズ
- パ・リーグ優勝 西武ライオンズ
- 日本シリーズ優勝 ヤクルトスワローズ(4-3)
- 5月2日
巨人の松井がプロ入り初ホームランを放つ
この年長嶋茂雄が監督に就任、松井が巨人入りと、巨人ファンにとっては話題に事欠かないシーズンとなった - 5月19日
ヤクルトー広島戦が17対16の記録的な打ち合いとなる
両軍合わせて14投手がつぎ込まれたこの試合は、8回に広島が6点をあげて16対16の同点となり、延長14回の裏にヤクルトがサヨナラ勝ちをおさめた - 6月9日
篠塚が伊藤智仁からサヨナラホームランを放つ
ヤクルトの伊藤智仁はルーキーながら高速スライダーを武器に初年度は防御率0.91と漫画並の成績を残していた。
6月9日の巨人戦では16奪三振を奪うも、援護がなく0-0で迎えた9回に篠塚にサヨナラホームランを打たれ、グラブをベンチに向かって投げつけた
- セ・リーグ優勝 読売ジャイアンツ
- パ・リーグ優勝 西武ライオンズ
- 日本シリーズ優勝 読売ジャイアンツ(4-2)
- 5月11日
ヤクルト対巨人戦で死球を発端とした乱闘が発生
危険球退場ルールが出来るきっかけとなる - 5月18日
巨人の槇原寛巳が16年ぶりの完全試合を達成
平成最初で最後の完全試合となった - 9月20日
オリックスのイチローが1シーズン200本安打を達成
日本プロ野球史上初の快挙を成し遂げた - 10月2日
西武がパ・リーグ初の5連覇達成 - 10月8日
プロ野球史上初の最終戦首位同率決戦が開催(10.8決戦)
巨人が中日を6-3で下しセ・リーグ優勝
1995年のプロ野球で最も話題となったのは野茂英雄のメジャー挑戦だった。
30年ぶり二人目の日本人メジャーリーガーとして渡米した野茂は13勝をあげ、見事新人王を獲得した。
「NOMO」は1995年の流行語大賞に選出されるなど日本中を熱狂させた。
- セ・リーグ優勝 ヤクルトスワローズ
- パ・リーグ優勝 オリックス・ブルーウェーブ
- 日本シリーズ優勝 ヤクルトスワローズ(4-1)
- 4月21日
オリックスの野田が19奪三振のプロ野球新記録達成
千葉ロッテマリーンズとの試合で野田が、千葉マリンの強風を背景に三振の山を築いたが、試合は10回にサヨナラ負けを喫した - 8月
ダイエーのミッチェルが無断帰国で解雇
ダイエーの新外国人、ミッチェルは開幕戦で満塁ホームランを放つなど成績を残したが、5月に無断帰国、8月に2度目の帰国を行いダイエーを解雇された - 11月9日
野茂英雄が米大リーグで新人王に選出される
日本プロ野球から米大リーグへ単独挑戦した野茂が、メジャーでも通用することを証明した
1996年はアトランタオリンピックが開催、野球が公式競技種目となって2回目のオリンピックとなりました。
プロ選手の参加は認められていなかったため、日本はアマチュア・大学生でメンバーを組成し、決勝でキューバに13-9で敗れ銀メダルとなりました。
- セ・リーグ優勝 読売ジャイアンツ
- パ・リーグ優勝 オリックス・ブルーウェーブ
- 日本シリーズ優勝 オリックス・ブルーウェーブ(4-1)
- 5月1日
中日ー巨人戦で大乱闘
5回表に中日・小島が巨人・落合に死球を与え、その裏に巨人・ガルベスが中日・山崎武司へ頭部付近へ投じると乱闘が発生、ガルベス・山崎に退場が言い渡された。
ガルベスの退場に長嶋監督は激怒、32分間試合は中断した。 - 7月21日
オールスター第二戦でオリックスのイチローが投手として登場
対するセ・リーグの野村監督は投手の高津を代打に送りだした。オールスターも真剣勝負と考える野村監督と、お祭りと考える仰木監督の意見がぶつかり合った。 - 9月10日
日本ハム上田監督が、家族の宗教問題のため休養を発表
オリックスとの首位攻防戦の直前だっただけに、ファンや関係者を驚かせた - 9月17日
大リーグ・野茂英雄が日本人初のノーヒットノーランを達成。 - 10月6日
巨人がセ・リーグ優勝
広島との最大11.5ゲーム差を逆転したことで、メークドラマと呼ばれた
1997年のオフにはプロ野球選手の脱税事件が発覚、世間を騒がせた。
多額のコンサルタント料名目の領収書を作成し、数千万単位の所得を隠していた。
脱税に伴い、ダイエーの小久保を筆頭に横浜の波留やヤクルトの宮本慎也など有名選手10名が起訴された。
全員同じ経営コンサルタントの指南を受けており脱税の認識は薄かったようだ。
- セ・リーグ優勝 ヤクルトスワローズ
- パ・リーグ優勝 西武ライオンズ
- 日本シリーズ優勝 ヤクルトスワローズ(4-1)
- 4月4日
ヤクルト小早川毅彦が開幕戦でホームランを3発放つ
開幕戦の巨人ーヤクルト戦で、ヤクルトは広島から移籍した小早川のホームランで苦手の斎藤雅樹を攻略した - 6月6日
セ・リーグのマイク・デュミロ審判が辞意を表明
6月5日の試合で、中日の大豊に胸をつかれ「身の危険を感じた」ことによる。 - 6月24日
イチローが209打席連続無三振の日本プロ野球新記録を樹立
最終的に216打席連続無三振まで記録を伸ばす
- セ・リーグ優勝 横浜ベイスターズ
- パ・リーグ優勝 西武ライオンズ
- 日本シリーズ優勝 横浜ベイスターズ(4-2)
- 7月8日
千葉ロッテマリーンズ、日本記録となる18連敗
6月13日から7月8日まで負けを続け、7月7日にエース黒木が同点ホームランを打たれ、マウンドに崩れ落ちた場面は話題となった - 7月31日
巨人のガルベスが球審にボールを投げつける
球審への判定、味方のエラーなどにイライラしていたガルベスは、6回裏に降板する際、球審へ球を投げつけシーズン限りの出場停止処分が下された
- セ・リーグ優勝 中日ドラゴンズ
- パ・リーグ優勝 福岡ダイエーホークス
- 日本シリーズ優勝 福岡ダイエーホークス(4-1)
- 5月16日
西武の怪物・松坂がイチローと初対決
3打席連続三振を奪い、シーズンを通して最多勝・新人王に輝いた - 6月12日
阪神の新庄が巨人戦で敬遠の球を打ち、サヨナラ勝ち - 10月5日
巨人の上原浩治がヤクルト戦で勝利し、20勝目をあげる
新人記録の15連勝をあげるなど、先発投手のタイトルを総なめした。
2000年代のプロ野球主な出来事
2000年は横浜の佐々木主浩がメジャー1年目で新人王を獲得、37セーブをあげた。
またシドニーオリンピックでは本年からプロ選手の参加が認められたため、松坂や黒木といったプロ選手が参加しましたが、準決勝でキューバに3位決定戦で韓国に敗れ、野球が正式種目となって初めてメダルを逃す残念な結果となりました。
- セ・リーグ優勝 読売ジャイアンツ
- パ・リーグ優勝 福岡ダイエーホーク
- 日本シリーズ優勝 読売ジャイアンツ(4-2)
- 10月
大リーグ・マリナーズの佐々木主浩が新人王獲得 - 10月28日
「ON対決」となった日本シリーズで、巨人がダイエーを4勝2敗で下し日本一に輝く - 11月30日
イチローが野手として初の大リーガーとなる(マリナーズへ移籍)
日本では7年連続首位打者となり、国内に敵なしの状態だった
2001年のプロ野球で最大の話題となったのはイチローの大リーグでの活躍だった。
日本人野手として初めてメジャーの門をくぐったイチローは、242安打を放ち、新人王・首位打者・盗塁王・MVP・ゴールドグラブ賞・シルバースラッガー賞など獲得し、いきなりメジャーリーグの一流選手として名を知られることとなった。
そしてもう一人の日本人野手、新庄剛志が阪神からFA宣言でメジャーリーガーとなっている。
イチローほどの活躍ではなかったが、打率.268、ホームラン10本の好成績を残した。
- セ・リーグ優勝 ヤクルトスワローズ
- パ・リーグ優勝 大阪近鉄バファローズ
- 日本シリーズ優勝 ヤクルトスワローズ(4-1)
- 9月24日
近鉄・ローズが37年ぶりに55本塁打を達成
1964年の王貞治のシーズン記録に並んだ - 9月26日
近鉄が代打・北川の日本プロ野球史上初となる「代打逆転サヨナラ満塁優勝決定本塁打」で12年ぶり4度目のパ・リーグ優勝を決定 - 10月3日
イチローが米大リーグで新人王とMVPを同時受賞
大リーグでの同時受賞は史上二人目 - 12月5日
沙知代夫人の脱税事件の責任を取り、阪神の野村克也監督が辞任
2002年のプロ野球は、ストライクゾーンが高めに広がり、四死球の減少や防御率の良化が見られました。
- セ・リーグ優勝 読売ジャイアンツ
- パ・リーグ優勝 西武ライオンズ
- 日本シリーズ優勝 読売ジャイアンツ(4-0)
- 12月19日
松井秀喜がヤンキースと契約、日本人野手としてはイチローに次ぎ2人目 - 10月2日
西武のカブレラが史上3人目のシーズン55本塁打を達成
打率、打点ともにシーズン2位と、西武のリーグ優勝に大きく貢献した
2003年は巨人の松井秀喜がメジャーリーグに挑戦している。
初年度は.287、16本塁打と物足りない成績だったが、2年目には.298、31本塁打と長距離打者としてメジャーでも活躍することができた。
- セ・リーグ優勝 阪神タイガース
- パ・リーグ優勝 福岡ダイエーホークス
- 日本シリーズ優勝 福岡ダイエーホークス(4-3)
- 8月20日
巨人の川合昌弘が通算512犠打で世界記録達成
引退までに533犠打を記録した - 9月26日
巨人の原監督が突然の解任
就任1年目で巨人を優勝に導いた原監督だったが、2年目でV逸が決定すると退任を発表した。
2004年のプロ野球はパ・リーグにプレーオフ制度が導入されるという、大きな転換点を迎えた年でした。
そしてレギュラーシーズンで1位通過したダイエーが、2位の西武に敗れパ・リーグの優勝は西武ライオンズに決定しています。
またアテネオリンピックで野球が行われ、プロ中心の編成で挑みましたが準決勝でオーストラリアに1-0で敗れる波乱が起き、3位の銅メダルとなりました。
オーストラリアは阪神で活躍中だったジェフ・ウィリアムスの好投が光りました。
- セ・リーグ優勝 中日ドラゴンズ
- パ・リーグ勝率1位 福岡ダイエーホークス
- パ・リーグプレーオフ優勝 西武ライオンズ
- 日本シリーズ優勝 西武ライオンズ(4-3)
- 6月13日
大阪近鉄バファローズとオリックス・ブルーウェーブの合併計画が発表される
この出来事をきっかけとして2004年は球界再編問題で揺れる - 7月11日
日本ハム新庄がオールスターでホームスチールを成功させる。
バッティングでは予告ホームランの後にセーフティバントを決めるなど、エンターテイナートして活躍した - 8月9日
巨人がドラフト候補・一場靖弘へ裏金200万円を渡していた問題が表面化
渡邊恒雄オーナーが辞任、一場はのちに横浜・阪神からも金品を受領していたことが発覚 - 9月14日
日本プロ野球選手会が1リーグ制移行への猶予期間を求めてストライキを決行、プロ野球70年の歴史で初 - 9月27日
ダイエーの松中信彦が三冠王を達成
打率.358、打点120、ホームラン44本と充実した1年を過ごした - 11月2日
プロ野球オーナー会議で、パ・リーグの新規参入球団として東北楽天ゴールデンイーグルスが承認される - 12月24日
ダイエーがソフトバンクへ球団を売却
売却額は200億程度と言われている
工藤が通算200勝
阿部が月間16本塁打のプロ野球タイ記録
パ・リーグはソフトバンクが2年連続でレギュラーシーズン1位通過するが、今度はロッテに敗れまたしてもリーグ制覇できなかった。
史上初のセ・パ交流戦が開幕1シーズン36試合が交流戦に充てられていた(のちに試合数は減少)
また楽天が50年ぶりのプロ野球新規参入を行ったが、97敗と屈辱的なシーズンとなった。
- セ・リーグ優勝 阪神タイガース
- パ・リーグ勝率1位 福岡ソフトバンクホークス
- パ・リーグプレーオフ優勝 千葉ロッテマリーンズ
- 日本シリーズ優勝 千葉ロッテマリーンズ(4-0)
- 3月27日
ロッテが楽天相手に26対0で勝利
無失点試合の最大得点差日本記録となる - 8月27日
西武の西口が9回までパーフェクトピッチングをするも、延長10回にヒットを打たれる
西口は2002年8月26日、2005年5月13日と9回2死でノーヒットノーランを逃していたが、またしても悲運に襲われた - 8月31日
ソフトバンクの斉藤和巳が開幕から15連勝
2003年にもシーズン16連勝を記録しており、2度の15連勝以上はプロ野球史上初 - 10月26日
日本シリーズでロッテが阪神に4連勝ストレート勝ち
33-4が話題となる
2006年は第一回WBC(ワールドベースボールクラシック)が開催され、日本は優勝。
第一、第二ラウンドで日本は韓国に敗れるも、準決勝で韓国に快勝、決勝でキューバを下した。
準決勝では7回に不振の福留が放ったHRが決勝点となったが、アナウンサーが「生き返れ福留」と実況したことが話題となった。
また、アメリカ寄りの判定を下していたボブ・デービッドソンが批判の的となった。
- セ・リーグ優勝 中日ドラゴンズ
- パ・リーグ勝率1位 北海道日本ハムファイターズ
- パ・リーグプレーオフ優勝 北海道日本ハムファイターズ
- 日本シリーズ優勝 北海道日本ハムファイターズ(4-1)
- 4月18日
新庄がお立ち台で突然の引退宣言
2本塁打を放つとヒーローインタビューで「今年でユニフォームを脱ぎます打法」と引退宣言、チームをリーグ優勝・日本一へ導き引退した。 - 3月20日
3月2日に第一回ワールドベースボールクラシックが開催
日本がキューバを10-6で破り初優勝を飾った - 6月11日
李承燁のホームランが走者のベース踏み忘れで取り消し
巨人ーロッテ戦で李承燁がホームランを放ったが、1塁走者の小関が3塁を踏み忘れたためホームランは取り消し、シングルヒットとなった。 - 7月23日
オールスターゲームで藤川球児とカブレラが対決
全球ストレート、フルスイングの対決が注目を浴びた - 10月10日
中日が福留・ウッズで優勝を決定的にする
これを勝てば優勝が決まる中日は、延長12回表3-3の同点で福留が勝ち越し、なおも満塁でウッズがホームラン放つ。
落合監督とウッズの抱擁の後、落合監督に涙が見られた。 - 10月12日
プレーオフ第二ステージ第二戦で斉藤和巳が涙
日本ハム先発の八木智哉との投げ合いで0-0で迎えた9回裏、内野安打の間に2塁走者の森本が生還し日本ハムはサヨナラ勝ち、日本ハムはリーグ優勝を決定した。
- 5月11日
横浜の石井琢朗が通算2000本安打を達成 - 8月29日
オリックスの清原和博が西武戦でサヨナラホームランを放ち、通算サヨナラ本塁打(12本)、通算サヨナラ安打(20本)のプロ野球歴代単独トップを記録
パ・リーグのプレーオフ成功を元に、セパ両リーグで「クライマックスシリーズ」が導入された
- セ・リーグ優勝 読売ジャイアンツ
- パ・リーグ優勝 北海道日本ハムファイターズ
- セ・リーグCS優勝 中日ドラゴンズ
- パ・リーグCS優勝 北海道日本ハムファイターズ
- 日本シリーズ優勝 中日ドラゴンズ(4-1)
- 7月13日
ソフトバンクのガトームソンが発毛剤でドーピング違反
2005年よりフィナステリド(発毛剤)は禁止薬物の使用を隠蔽する薬物として、ドーピング禁止リストに掲載されていたが、ガトームソンが検査に引っかかり20日間の出場停止となった。フィナステリドは2009年に禁止リストからはずされている。 - 10月3日
阪神・久保田がシーズン90試合登板の記録を達成
防御率1.75の好成績を残した - 10月9日
ヤクルト・ラミレスがセ・リーグ最多新記録の204安打を放つ - 11月1日
日本シリーズで中日が日本ハムファイターズを4勝1敗で破り53年ぶり2回目の日本一。
最終戦で山井大介と岩瀬仁紀による継投での完全試合が達成されたが、落合監督の采配は賛否両論を呼んだ - 高卒ルーキー田中が11勝
楽天のルーキー田中将大は松坂大輔以来、高卒ルーキーとして10勝以上をあげた
2008年は北京オリンピックでプロ野球競技が行われました。
日本はプロ野球選手を編成し、監督に星野仙一を据えて挑みましたが、準決勝で韓国に敗れ、3位決定戦でアメリカに敗れたためメダルを獲得することができませんでした。
- セ・リーグ優勝 読売ジャイアンツ
- パ・リーグ優勝 埼玉西武ライオンズ
- セ・リーグCS優勝 読売ジャイアンツ
- パ・リーグCS優勝 埼玉西武ライオンズ
- 日本シリーズ優勝 埼玉西武ライオンズ(4-3)
- 1月29日
パウエルに二重契約問題が発生
1月11日にオリックスは前巨人のパウエルとの契約合意を発表したが、パウエル側は正式な契約は結んでいないとしてソフトバンクが契約を発表、交流戦までの出場停止処分が下るなど騒動となった。 - 8月4日
42歳の山本昌が史上24人目の200勝達成
42歳11か月での200勝は工藤公康の41歳3カ月の最年長記録を更新した。 - 9月28日
広島市民球場で最終戦が行われ、52年の歴史に幕が下りる
ラストゲームは広島がヤクルトを6-3で破り、有終の美を飾った - 10月5日
楽天・岩隈が23年ぶりにシーズン21勝達成
85年の佐藤義則以来の21勝をマーク、防御率・最多勝・最高勝率の3タイトルを獲得した。
2009年は第二回のWBCが開催されました。
前回の大会で優勝した日本は、延長戦となった決勝で10回にイチローが決勝点を叩き出し、2年連続で優勝。
イチローの打撃は球史に残るものとなりました。
- セ・リーグ優勝 読売ジャイアンツ
- パ・リーグ優勝 北海道日本ハムファイターズ
- セ・リーグCS優勝 読売ジャイアンツ
- パ・リーグCS優勝 北海道日本ハムファイターズ
- 日本シリーズ優勝 読売ジャイアンツ(4-1)
- 3月23日
ワールド・ベースボール・クラシックで日本が連覇を達成 - 11月4日
ワールドシリーズで松井秀喜がMVP獲得 - シーズンオフ
巨人のラミレスが2年連続MVPを獲得
今季ヤクルトから巨人に移籍したラミレスは、打率.322(首位打者)・31HR・103打点の好成績を残し、王貞治依頼32年ぶりの2年連続MVPを獲得した - シーズンオフ
野村監督が勇退
楽天新規参入の初年度から指揮をとっていた野村監督は、4年目でシーズン2位の好成績を残し初のクライマックスシリーズ進出を果たしたが4年契約満了に伴い退団となった。
2010年代プロ野球主な出来事
- セ・リーグ優勝 中日ドラゴンズ
- パ・リーグ優勝 福岡ソフトバンクホークス
- セ・リーグCS優勝 中日ドラゴンズ
- パ・リーグCS優勝 千葉ロッテマリーンズ
- 日本シリーズ優勝 千葉ロッテマリーンズ(4-2-1)
- 4月2日
巨人の木村拓也コーチがノック中に倒れる
病院に救急搬送されたが、4月7日に他界した - 7月21日
金本の連続試合フルイニング出場が1492でストップ
故障によりレフトからの送球が満足にできないことや、打率低迷によりスタメンをはずれた - 9月23日
大リーグでイチローが10年連続200本安打を達成 - 10月5日
阪神・マートンがシーズン最多安打記録を更新
94年にイチローが記録した210安打を超える - 11月7日
日本シリーズ第七戦でロッテが中日を下し、日本一に輝く
リーグ3位からの日本一は「史上最大の下剋上」と呼ばれた
2011年から使用が開始された統一球により、完全なる投高打低となった2011年のプロ野球。
セ・リーグは本塁打数が863本から485本へ、パ・リーグも742本から454本へと激減した。
そんな中、西武の中村剛也は自己最多タイの48本塁打とホームランを量産したが、ロッテはチームで46本塁打しか放てず、本塁打王1人よりチーム本塁打が少ないという珍事が発生した。
- セ・リーグ優勝 中日ドラゴンズ
- パ・リーグ優勝 福岡ソフトバンクホークス
- セ・リーグCS優勝 中日ドラゴンズ
- パ・リーグCS優勝 福岡ソフトバンクホークス
- 日本シリーズ優勝 福岡ソフトバンクホークス(4-3)
- 4月15日
阪神・金本の連続出場記録が盗塁死で途切れる
8回2死1塁、代打で登場した金本だったが、1塁走者の俊介が盗塁しし金本の打席は未完了となった。
9回も守備につかなかった金本は連続試合出場記録が途絶えた。 - 6月16日
中日・岩瀬が通算セーブ数の最多記録を達成
入団以来12年連続50試合登板の岩瀬は、ヤクルト高津臣吾の持つ通算セーブ数を抜き日本新記録を更新した。 - 11月16日
日本シリーズで森福の11球
日本シリーズ第4戦、中日ーソフトバンクは1-2とソフトバンクが1点リードで迎えた6回の裏、ノーアウト満塁から森福が11球を投げ中日に得点を与えず勝利に導いた。日本シリーズは4勝3敗でソフトバンクが優勝した。
- 5月12日
ソフトバンクの小久保裕紀が通算400本塁打を達成 - 5月5日
巨人の小笠原道大が通算2000本安打を達成 - 8月18日
楽天の山崎武司が通算400本塁打を達成
2012年も統一球の影響でホームラン数は881本と、2010年から激減し939本となった2011年よりさらに減少しました。
その影響からか、2012年はノーヒットノーラン次の3回記録されました。
- 4月6日 広島・前田健
- 5月30日 巨人・杉内
- 10月8日 オリックス・西
- セ・リーグ優勝 読売ジャイアンツ
- パ・リーグ優勝 北海道日本ハムファイターズ
- セ・リーグCS優勝 読売ジャイアンツ
- パ・リーグCS優勝 北海道日本ハムファイターズ
- 日本シリーズ優勝 読売ジャイアンツ(4-3)
- 4月15日
中日・山本昌が最年長先発勝利を塗り替える
46歳8か月での達成は64年ぶりの更新 - 1月18日
ダルビッシュ有が米大リーグのレンジャーズと契約
同日に紗栄子との離婚を発表
2013年は第三回WBCが開催され、2連覇の日本は優勝が期待されました。
しかし準決勝でプエルトリコに3-1で敗れ、ベスト4という結果になりました。
第二ラウンドの1回戦では1点ビハインドの日本がツーアウトからの鳥谷の盗塁を起点として同点、逆転へ結びつき、鳥谷の盗塁が大きく評価されました。
- セ・リーグ優勝 読売ジャイアンツ
- パ・リーグ優勝 東北楽天ゴールデンイーグルス
- セ・リーグCS優勝 読売ジャイアンツ
- パ・リーグCS優勝 東北楽天ゴールデンイーグルス
- 日本シリーズ優勝 東北楽天ゴールデンイーグルス(4-3)
- 4月6日
DeNAのラミレスが外国人として初の2000本安打達成
2001年にヤクルトへ入団して以来、巨人・DeNAと渡り歩き13年目のシーズンで大記録を達成した - 5月5日
長嶋茂雄、松井秀喜が国民栄誉賞を受賞
巨人軍の歴史を支えた両氏がダブル受賞となった - 10月4日
ヤクルトのバレンティンが、シーズン60本塁打の歴代最多記録
これまでの最高は1964年に王貞治が記録した55本 - 11月23日
楽天イーグルスの田中将大の連勝記録(開幕24連勝、昨シーズンから28連勝、等)がギネスブックに認定
2013年、田中は24勝0敗、防御率1.27と圧巻の成績を残した
- 4月6日
DeNAのラミレスが通算2000本安打を達成 - 5月5日
DeNAの中村紀洋が通算2000本安打を達成 - 5月6日
中日の谷繫元信が2000本安打を達成 - 6月30日
DeNAの中村紀洋が通算400号本塁打を達成
- セ・リーグ優勝 読売ジャイアンツ
- パ・リーグ優勝 福岡ソフトバンクホークス
- セ・リーグCS優勝 阪神タイガース
- パ・リーグCS優勝 福岡ソフトバンクホークス
- 日本シリーズ優勝 福岡ソフトバンクホークス(4-1)
- 9月5日
中日・山本昌が史上最年長勝利
阪神戦に先発した山本は、5回を無失点に抑え勝利投手となった。
これまでの史上最年長勝利の48歳10か月を抜き、49歳か月での勝利となり記録を更新した。 - シーズンオフ
日本ハムの大谷翔平が2刀流で大活躍
2013年入団の大谷翔平は、投手として11勝、ホームラン10本と大物の器を見せつけた
- セ・リーグ優勝 東京ヤクルトスワローズ
- パ・リーグ優勝 福岡ソフトバンクホークス
- セ・リーグCS優勝 東京ヤクルトスワローズ
- パ・リーグCS優勝 福岡ソフトバンクホークス
- 日本シリーズ優勝 福岡ソフトバンクホークス(4-1)
- 10月1日
西武の秋山翔吾がシーズン最多安打記録となる216安打を達成
これまでの記録は阪神のマートンが記録していた214安打 - 10月5日
読売ジャイアンツ所属選手(福田聡志・笠原将生・松本竜也)による野球賭博問題発覚
3選手はいずれも契約解除、無期失格処分 - 10月7日
セ・リーグは山田哲人、パ・リーグは柳田悠岐が共にトリプルスリー(3割・30本塁打・30盗塁)を達成
1年に二人のトリプルスリーが誕生したのは史上初
本年度からコリジョンルールが適用され、走者が接触を目論んで走路を外れること、ボールを保持していない捕手が走者の走路をブロックすることが禁じられました。
しかしながらルールの解釈を巡り、判定に対する抗議が相次ぐ結果となりました。
- セ・リーグ優勝 広島東洋カープ
- パ・リーグ優勝 北海道日本ハムファイターズ
- セ・リーグCS優勝 広島東洋カープ
- パ・リーグCS優勝 北海道日本ハムファイターズ
- 日本シリーズ優勝 北海道日本ハムファイターズ(4-2)
- 2月21日
ロッテのナバーロが拳銃の実包1発を所持、逮捕
那覇空港での手荷物検査で発覚し、4週間の出場停止処分となった - 6月18日
広島・鈴木誠也が2夜連続のサヨナラホームラン
オリックス戦で前日の延長戦でのサヨナラHRに続き、2点さでの逆転サヨナラ3ランに緒形監督は「神ってる」と発言し、流行語大賞に選出された - 8月7日
米大リーグでイチローが3000本安打達成
大リーグ史上最速タイの16年目での達成 - 10月16日
大谷翔平がクライマックスシリーズで165kmと日本プロ野球最速記録を更新
9月に自身が164kmを記録していた
2017年は第四回WBCが開催され、第一回・二回大会で優勝、第三回大会でベスト4の日本に優勝の期待がかかりました。
しかし準決勝でアメリカの7投手の継投の前に4安打1得点、2-1で敗れ、2年連続でベスト4という結果になりました。
- セ・リーグ優勝 広島東洋カープ
- パ・リーグ優勝 福岡ソフトバンクホークス
- セ・リーグCS優勝 横浜DeNAベイスターズ
- パ・リーグCS優勝 福岡ソフトバンクホークス
- 日本シリーズ優勝 福岡ソフトバンクホークス(4-2)
- 6月1日
楽天・則本昂大が8試合連続二桁奪三振
NPBのこれまでの記録は6試合連続だったが、メジャーの記録である8試合連続に並んだ(9試合連続はならず) - 6月9日
オリックスのマレーロがホームランを放つも本塁を踏み忘れアウトになる
しかしマレーロは9月29日に放ったホームランがNPB通算10万号HRとなり賞金100万円を手にした - 7月26日
ヤクルトが10点差をひっくり返して勝利
ヤクルトー中日戦は6回を終えて10-0と一方的な試合だったが、8回に同点に追いつくと9回に代打大松のサヨナラホームランで勝利した。
10点差の逆転勝利はNPB史上20年ぶり4度目 - 12月9日
日本ハムの二刀流・大谷翔平が大リーグ・エンゼルスへ入団
二刀流が大リーグでも通用するのかが注目された
今シーズンからの大きな変更点として「リクエスト制度の導入」があります。
リクエスト制度とは、審判の判定に不満があり条件を満たす場合はビデオ判定を利用できる制度であり、1試合につき2回まで利用することができます。
- セ・リーグ優勝 広島東洋カープ
- パ・リーグ優勝 埼玉西武ライオンズ
- セ・リーグCS優勝 横浜DeNAベイスターズ
- パ・リーグCS優勝 福岡ソフトバンクホークス
- 日本シリーズ優勝 福岡ソフトバンクホークス(4-1-1)
- 6月22日
ソフトバンクの中村晃の放った打球がリクエスト制度によりHRと認定されるも、その後誤審が発覚
試合後の誤審発覚であったため、大きな波紋を呼んだ - 11月6日
大リーグ・エンゼルスの大谷翔平がア・リーグ新人王に選出される
二刀流が大リーグでも通用することを証明した - 日本シリーズ
ソフトバンクの甲斐が広島の盗塁を6連続阻止
シリーズ中はわずか2安打ながら、日本シリーズMVPに選出された - 12月9日
日本ハムの二刀流・大谷翔平が大リーグ・エンゼルスへ入団
二刀流が大リーグでも通用するのかが注目された - オフシーズン
山田哲人が3回目のトリプルスリー達成
トリプルスリーを2回達成したのは山田だけなので、3回目はもちろん史上初
- セ・リーグ優勝 読売ジャイアンツ
- パ・リーグ優勝 埼玉西武ライオンズ
- セ・リーグCS優勝 読売ジャイアンツ
- パ・リーグCS優勝 福岡ソフトバンクホークス
- 日本シリーズ優勝 福岡ソフトバンクホークス(4-0)
- 3月21日
シアトル・マリナーズのイチローが東京ドームでの試合終了後に引退を発表
日米通算4367安打のレジェンドがグラウンドを去った - 8月17日
広島のバティスタがドーピング検査陽性
半年間の出場停止処分が下され、これを受け広島はシーズン途中でバティスタを解雇した - シーズンオフ
阪神の近本が159安打を放ち、新人としてセリーグの新記録を更新
ヤクルトの村上が高卒2年目以内におけるシーズン最多本塁打日本記録タイとなる36本塁打を記録
新人王争いは村上に軍配があがった