2005年(平成17年)の出来事やニュースを解説

ニュース・出来事・スポーツ

この記事では2005年(平成17年)のニュース・文化芸能・事件について解説しています。

目次

2005年(平成17年)の主要ニュース

1月17日|ライブドアによるニッポン放送敵対的買収事件発生


2005年、堀江貴文が社長を務めるライブドアが、ニッポン放送を買収しようとし大きな注目を集めた。

フジサンケイグループはフジテレビを中心としたグループ企業であったが、フジテレビの筆頭株主はグループ内でも資産規模が非常に小さいニッポン放送であった。
実質的な支配関係と資本関係の主従が逆転するという歪な構造であったため、フジテレビはニッポン放送株を買い付けを行いねじれ関係を解消するため、ニッポン放送株の公開買付けを決定する。

しかしそのにライブドアが割って入る。
ライブドアはフジテレビより先にニッポン放送の株を買い占め、ニッポン放送を介して間接的にフジテレビを支配下に置くことを画策した

しかしニッポン放送は所有するフジテレビ株をSBI証券などに貸出したため、ニッポン放送のフジテレビに対する支配力はなくなり、ライブドアが日本放送株を所有するメリットがなくなってしまう。
4月18日上記のような争いを経ながらもライブドアとフジテレビは和解、両者は業務提携を行い、ライブドアグループが所有するニッポン放送株は全てフジテレビに譲渡することとなった。

なおライブドア社長の堀江貴文と、SBI証券の北尾には大きな遺恨が残り、今もなお堀江は北尾に対するバッシングを行っている。

3月25日|愛知万博「愛・地球博」が開幕⇒盛況で閉幕、モリゾーとキッコロが話題に


愛知万博は、2005年に愛知県で開催された正式名称「日本国際博覧会」で、正式な愛称を「愛・地球博」と呼ぶ
日本の万博市場で最多となる120を越える国が参加し、来場者数2200万人を越える大規模な博覧会となった。

公式キャラクターとしてモリゾーキッコロが採用された。
ふたりは海上の森に住む森の精という設定で、キャラクターグッズも予想以上に売れ人気を博した。

国際的にも評価された愛知万博は185日間の開催期間を経て閉幕、モリゾーとキッコロも森へ帰り、封印された。
しかしそのご愛知県民などの強い要望により、モリゾーとキッコロは復活し、大規模なイベント等で姿を確認できることもある。

4月25日|JR史上最悪の事故・JR福知山脱線事故発生⇒JR西日本に対する非難が殺到


JR福知山線脱線事故とは、乗客・運転士あわせて107人が死亡、562人が負傷したJRとしては史上最悪の事故である。

事故は兵庫県尼崎市の塚口駅から尼崎駅のカーブ区間で発生した。
7両編成の車両のうち前5両がカーブを曲がりきれず脱線、1両目はマンションに激突し、2両目はマンション外壁へ激突し後続の3~4両目に挟まれる形となった。
マンションに激突した1両目と2両目は原型をとどめないほど大破しており、死者もその2両に集中した。

運転士が事故で死亡したため不明な点も多いが、事故の原因は運転士がブレーキをかけるのが遅れたために、速度を十分におとさずカーブを曲がろうとし脱線したと結論づけられている。
事故の原因究明の過程でJR西日本が、経営最優先で安全性を十分に確保せずにダイヤを過密に設定していたことや、「日勤教育」と呼ばれるしごきのような社員教育を行っていたことなどが事故に繋がったとして非難された。

刑事裁判では歴代3名の社長に対し「危険性を認識していたとは認められない」という理由で無罪が確定している。
また遺族に対してJR西日本は和解金として、死者一人あたり4千万円程度を支払ったと言われている。

6月29日|アスベストが原因とみられる中皮腫により、多数の死者が発生していたことが公表される


アスベストは耐熱性や保温性に優れた材質であるため、かつて断熱材などとして重宝されていた。
しかしアスベスト含有製品の生産品や建設作業に関わった人々に健康被害が出ていることが徐々に明らかとなっていた。

2005年になり厚生労働省は、全国の労働基準監督署で、過去にアスベストによる労災認定を受けた労働者が所属していた事業所を公表した
また2004年までに石綿を1%以上含有する製品の出荷が原則禁止となり、2005年には石綿障害予防規則が施行されている。

建造物の中に含まれているアスベストは解体時に排出されるため、環境省では2020年から2040年頃にピークを迎えると予測しており、アスベスト問題は決して過去の問題ではないと指摘されている。

9月11日|参議院で郵政民営化が否決され衆議院は解散⇒小泉劇場により自民党圧勝、郵政民営化が可決


小泉純一郎は森内閣を引き継ぎ2001年から内閣総理大臣を務めたが、「聖域なき構造改革」をスローガンに特殊法人の民営化などを行い高い支持率を得ていた。

構造改革の本丸とされたのが郵政事業民営化であり、小泉首相は2005年9月に郵政民営化法案を国会へ提出する。
衆議院は僅差で可決されたが、参議院では自民党から反対の票を投じる議員が出たため、賛成108票・反対125票で否決された。

参議院の投票前から小泉首相は「郵政民営化法案が否決された場合は衆議院を解散し民意を問う」と宣言していたが、参議院の否決を受けて小泉首相は衆議院を解散し総選挙を行う。
自民党は郵政民営化法案に反対した議員には候補者にせず、新たに「刺客」と呼ばれる候補者を擁立し、反対派を「抵抗勢力」と呼び郵政民営化賛成派VS反対の対立構造を作り出すことに成功する。

この選挙戦術は「小泉劇場」と呼ばれ、投票率は67%超を記録し自由民主党が296議席獲得、連立与党の公明党と合わせて326議席を確保する記録的勝利となった。
一方で民主党は議席を大幅に失い岡田克也代表が辞任した。

小泉劇場による自民党の圧勝により、10月14日の特別国会では郵政民営化関連法案が可決されている。

10月|楽天がTBSに対し敵対的買収を開始

ITmediaより引用

IT企業の楽天が東京放送(TBS)の株式を15%取得した。
楽天はTBSと経営統合することでネットとテレビ放送のシナジー効果を狙った経営を考えていたが、TBS側は統合案に反対したため、楽天はTBSに対する敵対的買収を開始する。

TBSは楽天の買付けを阻止するため、テレビ放送免許を株式会社TBSテレビという別会社へ引き継ぐことを決定する。
放送免許の引き継ぎにより、楽天はTBSの敵対的買収を諦め、楽天が保有する株式の買取をTBSに対して要求する。

買取価格について両者の話し合いでは折り合わず、裁判所に申し立てが行われたが、1株あたり1294円が適正価格であるとの判決が下った。
楽天がTBS株を購入したのは1株約3100円という値段であったため、楽天のTBS買収計画は完全に失敗に終わる。
株式売却損だけでおよそ650億円とも言われる損失を出し、楽天のTBS買収騒動は終決した。

11月17日|耐震強度偽装事件が発覚


耐震強度偽装事件とは、別名構造計画書偽装問題・姉歯事件などと呼ばれ、千葉県の一級建築士が地震などに対する構造計算書を偽造したことに端を発する一連の事件のことである。

一級建築士が構造計算書を偽装し、それを行政や民間の指定確認検査機関が見破ることができなかった。
結果的に耐震基準に満たないマンションやホテルが全国に建築されていたため、大きな問題となった。

2005年10月に施工担当会社が鉄筋量の異常を発見、民間確認検査機関イーホームズやデベロッパーであるヒューザー、一級建築士の姉歯氏らが国会で証人喚問され、建設会社の木村建設が起訴されるなどの事態に発展した。

本事件で逮捕・起訴された姉歯建築士には懲役5年の実刑判決、木村建設元社長には懲役3年・執行猶予5年、イーホームズ社長には懲役1年6ヶ月・執行猶予3年の有罪判決、ヒューザー元社長には懲役3年執行猶予5年の刑が確定しており、基本的には姉歯建築士が独断で行った事件とされた。

事件の途中で姉歯建築士の妻が飛び降り自殺した。
またインターネットで「きっこの日記」というウェブサイトがマスコミより先に事件に関する情報を公開し、物議を醸した。

2005年(平成17年)の文化・芸能ニュース

3月18日|旧声優陣によるテレビアニメ「ドラえもん」が放送終了


1979年から2005年まで放送されていたドラえもんの第1期が終了し、ハイビジョン化・声優陣の総入れ替え・キャラクターデザインの変更等が行われることとなった。

ドラえもんは25年続いていた国民的アニメであり、ドラえもんらの声は国民に広く親しまれていたため、声優交代について大きくクローズアップされることとなった。

2005年4月より、ドラえもんの声優として定着していた大山のぶ代は水田わさびへ、のび太の声優の小原乃梨子が大原めぐみらへ変更となった。
2005年3月18日に特番『ドラえもんオールキャラ夢の大集合スペシャル』の放送をもって、1期のドラえもん声優らの仕事が終了することとなり、番組では声優から視聴者へ向けたメッセージが放送された。

4月5日|名倉潤と渡辺満里奈が結婚

エキサイトより引用

名倉潤は1968年生まれのお笑いタレントであり、お笑いトリオ・ネプチューンのリーダである。
渡辺満里奈は1970年生まれで、秋元康がプロデュースしていた「おニャン子クラブ」出身のアイドルであり、おニャン子クラブ卒業後はタレントや司会者として順調なキャリアを歩んでいた。

TV番組『銭形金太郎』で共演したことが縁となり、二人は2005年に結婚した。

結婚後も仲の良い夫婦として有名で、名倉が2019年にうつ病で休業した際にも闘病を支えたことが報道された。
2007年には第一子となる男児が誕生、2010年には第二子となる女児が誕生している。

9月14日|スピードワゴン井戸田と安達祐実が結婚

グレイプより引用

安達祐実は12歳の時に主演した『家なき子』で天才子役として脚光を浴びた女優である。
井戸田潤はお笑いコンビ「スピードワゴン」のつっこみ担当で、2002年と2003年にはM-1グランプリの決勝へ進出していた。

二人は2005年に結婚し9月に結婚会見を行ったが、会見当日に安達祐実が妊娠2ヶ月であることが発表され周囲を驚かせた。
2006年には二人の間に長女が誕生しているが、2009年1月に離婚した。

井戸田は離婚について、安達が突然離婚を切り出し、その3日後に家を出ていったのが原因と述べている。
しかし井戸田と安達祐実の母親、つまり義母との確執や出産前の井戸田の不倫が原因だとする声もある。

12月8日|AKB劇場がオープン、初演の一般客はわずか7名


「会いに行けるアイドル」というコンセプトで、女性アイドルグループAKB48が誕生したのが2005年のことであった。
そしてAKB48の活動拠点としてAKB劇場が東京都秋葉原に誕生した。

AKB劇場では日替わりのメンバーで、毎日公演が行われており、初公演の一般入場者数はわずか7名であった。

しかし2009年10月21日発売の『RIVER』がオリコン1位を獲得するなど、ファン層の拡大に成功し国民的なアイドルへと成長し、2020年現在では44作連続オリコン1位を記録している。

2005年(平成17年)のスポーツ

11月26日|大相撲11月場所で横綱・朝青龍が優勝


大相撲11月場所で横綱・朝青龍が優勝し、史上初の7場所連続優勝を果たした。
7連覇が決まった瞬間、会場からは大歓声が沸き上がり、朝青龍は土俵上で涙を流した。

過去には横綱・大鵬が6連覇を2回達成していたが、大鵬の記録を上回る7連覇を達成した。
同時に年間勝利数は84勝を記録、1978年の北の湖の82勝を上回り、2005年の大相撲は朝青龍一色となった。

またこの大記録の達成に小泉首相は表彰式で「大記録!見事だ!おめでとう!」と朝青龍に賛辞を送り話題となった。

12月17日|15歳の浅田真央がフィギュアスケート・GPファイナルで初優勝


浅田真央は、3度の世界選手権優勝やGPシリーズ全7大会制覇など、数々の偉業を成し遂げたフィギュアスケート選手である。
浅田真央が世界中に存在を知らしめるきっかけとなったのが、15歳の時に初優勝したGPファイナルだった。

浅田は自己最高となる189.62点を記録、今季無敗を誇っていた女王、イリーナ・スルツカヤを上回って完全優勝を遂げたのだ。
演技ではトリプルアクセルを成功させ、スルツカヤに8.14点差をつけて圧勝、中学3年生で世界の頂点に立った。

しかし浅田真央は年齢制限でトリノ五輪へ出場することは出来なかったため、物議を呼んだ。

その後も浅田真央は活躍を続け、4年後のバンクーバー五輪に出場し銀メダルを獲得している。

2005年(平成17年)の主要事件

2月27日|中津川一家6人殺傷事件発生

NAVERまとめより引用

中津川一家6人殺傷事件とは、一家心中を目論んだ男性が家族5人を殺害した事件である。
犯人は5人を殺害後に自殺しようとしているところを逮捕された。

犯人である57歳の男性は、85歳の母親との間に大きな確執があった。
妻のことをを泥棒呼ばわりするなどしたために憎悪を募らせ殺害を決意する。

母を殺害し自分も死ぬつもりであったが、残された家族が殺人者の家族として生きていくことを不憫だと考えた犯人は、娘と娘婿、そしてその間に誕生した2歳と生後3週間の女児(つまり孫)を道ずれにすることを決意する。
一方で自分の妻には母を後始末したことを見届けてもらうため殺害はしなかった。

娘婿と妻を除く5人を殺害した犯人だったが、娘婿の殺害に失敗し逃げられたため、浴室内で自殺を試みたが駆け付けた警察官に保護された。
裁判では男に情状酌量の余地があるとして無期懲役の刑が下された。

4月|奈良騒音障害事件発生


奈良騒音障害事件とは、奈良県生駒郡の主婦が隣人に対して大音量の音楽を流したり、大声で叫ぶなどの嫌がらせを行い傷害の容疑で逮捕された事件である。
現場の状況は被害者が録画しており、その様子がワイドショーで何度も流されたため、加害者は騒音おばさんの名称で有名になった。

加害者は被害者の子供がキャッチボール中に、加害者の使用する自動車にボールをあてたことから確執が生じていた。
騒音により被害者夫婦が不眠・めまいなどの症状が発症したため、主婦は傷害罪で奈良県警に逮捕された。
逮捕されるまで主婦はCDラジカセから大音量のユーロビートやヒップホップなどを流し続け、「引越し引越し」と叫びながら布団を叩く映像がワイドショーなどで繰り返し放送された。

2007年4月に被告の上告が棄却されたため、加害者の主婦には懲役1年8ヶ月の刑が確定している。
また民事訴訟では200万円の賠償が命じられている。

8月2日|自殺サイト殺人事件が発覚

NAVERまとめより引用

自殺サイト殺人事件とは、犯人の30代の男性が自殺系サイトで見つけた自殺志願者を誘い出し3人を殺害した事件である。

加害者男性は人の苦しむ姿を見ると興奮するという性癖を持っており、暴行や傷害の前科が3度あった。
刑務所を出所後、自殺系サイトに目を付けた男は、多重債務者やいじめなどを苦にした自殺志願者を言葉巧みに誘い出し、なぶり殺しにした。

事件は行方不明となっていた女性が、大阪府の河川敷で発見されたことにより発覚した。
逮捕後の犯人の供述により、家出をした男子中学生と大学生の男性の2人も殺害していたことや、殺害の際は被害者を窒息させ興奮していたことなどが明らかとなった。

取り調べでは他人をいたぶらないと情緒不安定になると供述しており、実際に拘置所で看守や未決囚仲間に襲いかかる暴力沙汰を起こしている。

快楽殺人を行った男性は死刑を求刑され、加害者自身も死刑になることを望んだ。
2007年7月5日に死刑判決が確定し、死刑確定からわずか2年で刑が執行された。

11月17日|大阪姉妹殺害事件発生

解決事件簿より引用

大阪姉妹殺害事件とは大阪市浪速区のマンションで姉妹が殺害された事件だが、犯人が2000年に金属バットで母親を殺害していた犯人であったことが明らかとなり話題となった事件である。

犯人は2003年に中等少年院を仮退院しパチスロ機の不正を行うグループに加わっていたが、のちに離脱し、母親殺害の際に感じた興奮を再び味わいたいという理由から犯行に及んだ。

11月17日、飲食店の仕事を終えて帰宅した姉妹のうち姉を背後から襲撃し、10分後に帰宅した妹も殺害した。

犯人は12月5日に逮捕され、2007年5月に死刑が確定した。
裁判では姉妹を刺すたびに性的興奮が訪れたことや、死刑判決が確定した際も微動だにしなかったことなどが注目された。

犯人は2009年7月に死刑が執行されている。

11月22日|広島小1女児殺害事件発生

NAVERまとめより引用

広島小1女児殺害事件とは、2005年11月22日に広島市安芸区で、帰宅途中の小学1年生女児がペルー人に強制わいせつのうえ殺害された事件である。

女児児童は学校からの下校中に行方不明となっていたが、同日17時頃、死体がダンボール箱に入れられ空き地に放置されているところを発見された。
班に人は事件現場近所に住んでいたペルー人の男性で、11月30日の夜に逮捕された。

取り調べでペルー人の男は殺害の動機として「悪魔が乗り移ったため」と主張した。
男は出身国のペルーでも、未成年者3名以上に対する婦女暴行で椎名手配されていたことも取り調べで明らかとなった。

ペルー国内で犯したと思われる犯罪については、指名手配中であったものの前科が証明されなかったため初犯扱いとなり、裁判では無期懲役の刑が確定している。

またダンボール箱に使用されていたガムテープの巻き方が、当時人気漫画であった魔人探偵脳噛ネウロに登場したものと類似していたことも話題となった。

12月1日|栃木小1女児殺害事件発生、別名今市事件

NAVERまとめより引用

下校途中に行方不明となった小学生の遺体をバードウォッチングをしていた老人3人が発見、犯人は2014年逮捕

栃木小1女児殺害事件とは、2005年12月2日に栃木県今市市に住む小学1年生の女児が茨城県の山林で刺殺体となり発見された事件であり、別名今市事件とも呼ばれる

小学1年生の女児は行方不明で捜索願が出されていたが、翌12月2日に野鳥ウォッチングをしていた老人らが女児の遺体を発見した。
犯人の捜査は難航したが、2014年6月に偽ブランド品を所持した商標法違反で起訴されていた男が事件への関与を認めた。

裁判で犯人は自供内容を否定し、強制的に自白をさせられたと無罪を主張したが、2020年3月に無期懲役の刑が確定している。
しかし有罪の根拠に物的な証拠が何もなく、自白だけが有罪の根拠となっているため冤罪事件の可能性も示唆されている。

また広島小1女児殺害事件や今市事件の発生により、子供の安全に対する社会的関心が高まり、防犯ブザーの再点検や不審者情報を募る毛地盤などが開始された。

12月10日|宇治学習塾小6殺害事件発生

NAVERまとめより引用

宇治小6殺害事件とは、塾に通う小学6年生の女児がアルバイトの男性講師に刺殺された事件である。

犯人の講師は同志社大学に通う学生で、大学構内で他の学生の財布を盗み駆けつけた警備員に怪我を負わせ停学処分になっていた経歴があった。
小学6年生の女児は塾講師との関係がうまくいっていないことを母親に相談した結果、男子講師は女児の担当をはずされることとなった。
一方的に恨みを募らせた男性講師は、犯行当日、女児を別室に呼び出し所持していた包丁で女児を刺殺した。

刑事裁判では男性に懲役18年の刑がくだされ、民事裁判では女児の両親が事件現場となった塾「京都進学教室」に対して慰謝料9800万円の支払いを命じる判決が言い渡されている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。