1982年(昭和57年)の音楽CD売上ランキングベスト50

CD売り上げランキング

この記事では1982年(昭和57年)にヒットした音楽を売上順に50位までランキング形式で紹介しています。

目次

1982年(昭和57年)CD売上ランキング1~10位

1982年 CD売上ランキング1位「待つわ」


順位 1位
曲名 待つわ
歌手名 あみん
売上枚数 101.8万

あみんは、現役女子大生の岡村孝子・加藤晴子によるデュオ。

そんな彼女たちのデビューシングルにして、大ヒットを記録した楽曲が「待つわ」です。

この曲で紅白歌合戦にも出場。

デビューからわずか5か月で大舞台に立つことになったんです。

ぶたさん

あみんがデビューしたきっかけとなったのが、第23回ヤマハポピュラーソングコンテスト、通称ポプコン。「待つわ」を歌ってこのコンテストでグランプリを獲得したことで、見事デビューを果たしたんだ。

1982年 CD売上ランキング2位「セーラー服と機関銃」


順位 2位
曲名 セーラー服と機関銃
歌手名 薬師丸ひろ子
売上枚数 83.5万

曲と同タイトルの映画『セーラー服と機関銃』の主題歌です。

同映画の主演を薬師丸ひろ子が務めており、映画・楽曲ともに大ヒットを記録。

アイドルながら正確な音程で歌唱する薬師丸ひろ子ですが、作曲をした来生たかおは、アイドル向けに書いた曲ではないため薬師丸が歌えるか心配していたそうです。

2016年には、『セーラー服と機関銃 -卒業-』が映画化されて、主演を橋本環奈が務めていたよね。

あざらし君

ぶたさん

主題歌の『セーラー服と機関銃』も橋本環奈が歌唱していたよね。薬師丸ひろ子とはまた違った感じで良かったよね。

1982年 CD売上ランキング3位「聖母たちのララバイ」

順位 3位
曲名 聖母たちのララバイ
歌手名 岩崎宏美
売上枚数 78.5万

「聖母たちのララバイ」は、岩崎宏美の28枚目のシングル。

元は前年放送の『火曜サスペンス劇場』主題歌に使用されていた曲ですが、ドラマのエンドロール用に1コーラスのみ制作されただけで、シングルとしてリリースする予定はありませんでした。

ところが、視聴者から作品化の要望が殺到し、200名限定でのプレゼントとしたところ35万通を超える応募があったためレコード化をしたというエピソードがあるんです。

1982年 CD売上ランキング4位「心の色」

順位 4位
曲名 心の色
歌手名 中村雅俊
売上枚数 69.7万

中村雅俊本人が主演を務めたドラマ『われら動物家族』の主題歌だったこの曲。

元々は堀江淳の「ルージュ」が主題歌で、「心の色」が挿入歌でしたが、「心の色」の人気が高かったことから、8話以降この曲を主題歌にしたというエピソードがあります。

この曲のヒットにより、『第33回NHK紅白歌合戦』へ初出場を果たしました。

1982年 CD売上ランキング5位「北酒場」


順位 5位
曲名 北酒場
歌手名 細川たかし
売上枚数 64.8万

演歌ながら軽快なメロディーが特徴の「北酒場」。

テレビ朝日系列バラエティ『欽ちゃんのどこまでやるの!』での萩本欽一とのやりとりがきっかけでリリースされた楽曲です。

番組内で何度も歌われたことや、キャッチーで親しみやすい曲調から幅広い世代の人気を集めました。

1982年 CD売上ランキング6位「悪女」


順位 6位
曲名 悪女
歌手名 中島みゆき
売上枚数 62.4万

「悪女」は、中島みゆき11枚目のシングル。

週間ランキングでは1位を獲得し、中島みゆきの代表曲のひとつとなりました。

浮気に走る交際中の男性に自ら嫌われようと悪女を演じるも、悪女になりきれない、切ない情緒を歌った楽曲です。

1982年 CD売上ランキング7位「ハイティーン・ブギ」


順位 7位
曲名 ハイティーン・ブギ
歌手名 近藤真彦
売上枚数 60.7万

東宝映画『ハイティーン・ブギ』の主題歌だった、近藤真彦の7枚目のシングルです。

同映画の主演は近藤真彦が務めています。

曲の制作にあたっては、若い子の意見も聞きたいということで、ジャニーズ事務所の後輩である東山紀之らもミーティングに参加していたそうなんです。

1982年 CD売上ランキング8位「チャコの海岸物語」


順位 8位
曲名 チャコの海岸物語
歌手名 サザンオールスターズ
売上枚数 55.7万

「チャコの海岸物語」は、サザンオールスターズ14枚目のシングル。

ボーカルの桑田佳祐は、この曲において田原俊彦の歌い方を意識しているんだそう。

この曲で、1979年に「いとしのエリー」で出場して以来2度目の紅白歌合戦出場を果たします。

ぶたさん

当時の紅白歌合戦は、今のように柔らかい雰囲気はなく、厳粛そのもの。そんな中、この年の紅白歌合戦に出たサザンは、ひとつ前の番で歌った三波春夫の真似をしながら歌唱し、間奏では様々な過激な発言をするパフォーマンスをしたんだ。
ぶっ飛んでるね・・しかも当時、三波春夫は国民的歌手だったはずなのに。出禁にはならなかったのかな?

あざらし君

ぶたさん

案の定視聴者から大バッシングを受けて、NHKに詫び状を書かせられる事態となったみたい。本人は詫び状を書くことを拒否した旨の発言をしているけど、次の年には「東京シャッフル」で3度目の出場を果たしているんだよ。

1982年 CD売上ランキング9位「情熱・熱風・せれなーで」


順位 9位
曲名 情熱・熱風・せれなーで
歌手名 近藤真彦
売上枚数 55.6万

近藤真彦の5枚目のシングル。

前作「ギンギラギンにさりげなく」の大ヒットもあり、人気絶頂だったタイミングでリリースされました。

初登場での1位は逃したものの、その後は1位を含むロングセラーを記録します。

1982年 CD売上ランキング10位「ふられてBANZAI」


順位 10位
曲名 ふられてBANZAI
歌手名 近藤真彦
売上枚数 53.0万

第10位には、近藤真彦の6枚目のシングル「ふられてBANZAI」がランクインしました。

カップリングには、「スニーカーぶる~す」が収録されていますが、こちらはデビュー曲としてリリースされたものとは全く違う歌詞になっており、曲が作られた当初の歌詞になっています。

1982年(昭和57年)CD売上ランキング11~30位

1982年 CD売上ランキング11位「渚のバルコニー」


順位 11位
曲名 渚のバルコニー
歌手名 松田聖子
売上枚数 51.3万
この曲の歌詞に「ばーかね」って歌詞があるけど、柔らかい言い方でとても可愛らしいよね。

あざらし君

ぶたさん

作詞した松本隆も、当時人気絶頂だったアイドルに「馬鹿ね」と歌わせることに不安があったみたいだよ。でも松田聖子自身が、その歌詞を自然と柔らかく歌い上げたことで、逆に良い方向に行ったってエピソードがあるんだ。

1982年 CD売上ランキング12位「赤いスイートピー」


順位 12位
曲名 赤いスイートピー
歌手名 松田聖子
売上枚数 50.0万

「赤いスイートピー」は、松田聖子の曲の中でも特に人気が高い代表曲。

作曲を担当したのは松任谷由実。当時女性人気の高かった松任谷由実の影響もあり、松田聖子はこの曲で女性ファンを大きく増やすことになります。

有名曲ながら紅白歌合戦では歌唱する機会が無かったものの、2015年の『第66回NHK紅白歌合戦』で大トリとしてこの曲を初歌唱したんです。

作曲したのは松任谷由実って聞いたけど、調べてみると呉田軽穂って人が作曲者になっているよ?

あざらし君

ぶたさん

これは、作曲者としてのユーミンのペンネームなんだよ。作曲家としての実力ではなく知名度で自分が選ばれることを嫌っていたユーミンが、「呉田軽穂」の名で作曲するなら引き受けると言ったんだ。
なるほど、そういうことか。

あざらし君

1982年 CD売上ランキング13位「ウエディング・ベル」


順位 13位
曲名 ウエディング・ベル
歌手名 Sugar
売上枚数 48.5万

1982年 CD売上ランキング14位「哀愁のカサブランカ」


順位 14位
曲名 哀愁のカサブランカ
歌手名 郷ひろみ
売上枚数 46.8万

「哀愁のカサブランカ」は、郷ひろみ43枚目のシングル。

この時点で、オリコントップ10入りした曲は通算30曲に。西城秀樹に続き史上2人目の快挙となりました。

この曲は、バーティ・ヒギンズの「Casablanca(カサブランカ)」を元に、日本語の歌詞を付けたもの。

相乗効果でバーティ・ヒギンズの「カサブランカ」も売上を伸ばし、オリコン洋楽シングルチャートにおいて8週連続の1位を獲得しました。

1982年 CD売上ランキング15位「小麦色のマーメイド」


順位 15位
曲名 小麦色のマーメイド
歌手名 松田聖子
売上枚数 46.7万

1982年 CD売上ランキング16位「ジェームス・ディーンのように」


順位 16位
曲名 ジェームス・ディーンのように
歌手名 Johnny
売上枚数 46.1万

1982年 CD売上ランキング17位「誘惑」


順位 17位
曲名 誘惑
歌手名 中島みゆき
売上枚数 43.5万

1982年 CD売上ランキング18位「シルエット・ロマンス」


順位 18位
曲名 シルエット・ロマンス
歌手名 大橋純子
売上枚数 42.7万

1982年 CD売上ランキング19位「色つきの女でいてくれよ」

https://www.youtube.com/watch?v=r5WfGYbKndw
順位 19位
曲名 色つきの女でいてくれよ
歌手名 ザ・タイガース
売上枚数 42.7万

1982年 CD売上ランキング20位「い・け・な・いルージュマジック」


順位 20位
曲名 い・け・な・いルージュマジック
歌手名 忌野清志郎+坂本龍一
売上枚数 41.3万

「い・け・な・いルージュマジック」は、忌野清志郎と坂本龍一のコラボシングル。

コラボのきっかけは、資生堂宣伝制作部から音楽プロデューサーの牧村憲一に、口紅のキャンペーンソングについてアイデアを出して欲しいと言ったところ、「坂本と忌野がジョイントすれば面白い」と発言したことなんだそう。

資生堂から提供された段階ではタイトルが「すてきなルージュマジック」だったものの、忌野と坂本の2人が勝手に「いけないルージュマジック」に変えてしまったというエピソードがあるんです。

1982年 CD売上ランキング21位「すみれSeptember Love」


順位 21位
曲名 すみれSeptember Love
歌手名 一風堂
売上枚数 40.8万

一風堂初のヒット曲が、「すみれSeptember Love」です。

カネボウ化粧品「レディ80・パウダーアイシャドウ」のCMソングに起用され注目を集めました。

1997年には、SHAZNAがこの曲をカバーしており、65万枚を売り上げるヒットを記録しています。

1982年 CD売上ランキング22位「赤道小町ドキッ」


順位 22位
曲名 赤道小町ドキッ
歌手名 山下久美子
売上枚数 40.8万

1982年 CD売上ランキング23位「原宿キッス」


順位 23位
曲名 原宿キッス
歌手名 田原俊彦
売上枚数 40.6万

1982年 CD売上ランキング24位「夢の途中」


順位 24位
曲名 夢の途中
歌手名 来生たかお
売上枚数 40.5万

1982年 CD売上ランキング25位「男の勲章」


順位 25位
曲名 男の勲章
歌手名 嶋大輔
売上枚数 37.6万

「男の勲章」は、デビュー曲「Sexy気分の夜だから」に続く2枚目のシングル。

嶋大輔本人も出演したドラマ「天まであがれ!」の主題歌でした。

嶋大輔のシングルでは最大のヒット曲となっており、デモテープの段階で曲を聴いた時にヒットすることを確信したというエピソードがあります。

1982年 CD売上ランキング26位「ホレたぜ!乾杯」


順位 26位
曲名 ホレたぜ!乾杯
歌手名 近藤真彦
売上枚数 37.4万

1982年 CD売上ランキング27位「君に薔薇薔薇…という感じ」


順位 27位
曲名 君に薔薇薔薇…という感じ
歌手名 田原俊彦
売上枚数 36.5万

1982年 CD売上ランキング28位「NINJIN娘」


順位 28位
曲名 NINJIN娘
歌手名 田原俊彦
売上枚数 35.5万

1982年 CD売上ランキング29位「ラ・セゾン」


順位 29位
曲名 ラ・セゾン
歌手名 アン・ルイス
売上枚数 35.4万

1982年 CD売上ランキング30位「みちのくひとり旅」


順位 30位
曲名 みちのくひとり旅
歌手名 山本譲二
売上枚数 34.4万

1982年(昭和57年)CD売上ランキング31~50位

1982年 CD売上ランキング31位「YES MY LOVE」

https://www.youtube.com/watch?v=bFm6gqhzFmg
順位 31位
曲名 YES MY LOVE
歌手名 矢沢永吉
売上枚数 34.3万

1982年 CD売上ランキング32位「$百萬BABY」


順位 32位
曲名 $百萬BABY
歌手名 Johnny
売上枚数 33.8万

1982年 CD売上ランキング33位「約束」


順位 33位
曲名 約束
歌手名 渡辺徹
売上枚数 31.7万

1982年 CD売上ランキング34位「少女A」


順位 34位
曲名 少女A
歌手名 中森明菜
売上枚数 31.0万

1982年 CD売上ランキング35位「ダンスはうまく踊れない」


順位 35位
曲名 ダンスはうまく踊れない
歌手名 高樹澪
売上枚数 30.7万

1982年 CD売上ランキング36位「デザイアー」


順位 36位
曲名 デザイアー
歌手名 もんた&ブラザーズ
売上枚数 29.9万

1982年 CD売上ランキング37位「ギンギラギンにさりげなく」


順位 37位
曲名 ギンギラギンにさりげなく
歌手名 近藤真彦
売上枚数 29.7万

1982年 CD売上ランキング38位「完全無欠のロックンローラー」

https://www.youtube.com/watch?v=oh921wAY1Lg
順位 38位
曲名 完全無欠のロックンローラー
歌手名 アラジン
売上枚数 28.8万

1982年 CD売上ランキング39位「カサブランカ」


順位 39位
曲名 カサブランカ
歌手名 バーティ・ヒギンズ
売上枚数 28.4万

1982年 CD売上ランキング40位「匂艶THE NIGHT CLUB」


順位 40位
曲名 匂艶THE NIGHT CLUB
歌手名 サザンオールスターズ
売上枚数 28.2万

1982年 CD売上ランキング41位「野ばらのエチュード」


順位 41位
曲名 野ばらのエチュード
歌手名 松田聖子
売上枚数 28.0万

1982年 CD売上ランキング42位「暗闇をぶっとばせ」


順位 42位
曲名 暗闇をぶっとばせ
歌手名 嶋大輔
売上枚数 27.9万

1982年 CD売上ランキング43位「100%…SOかもね!」


順位 43位
曲名 100%…SOかもね!
歌手名 シブがき隊
売上枚数 27.8万

「100%…SOかもね!」は、デビュー作「NAI・NAI 16」に続く2枚目のシングルです。

この曲で第24回日本レコード大賞・最優秀新人賞および第13回日本歌謡大賞・放送音楽新人賞を受賞。

紅白歌合戦への初出場も果たしました。

1982年 CD売上ランキング44位「誘惑スレスレ」


順位 44位
曲名 誘惑スレスレ
歌手名 田原俊彦
売上枚数 27.5万

1982年 CD売上ランキング45位「ハロー・グッバイ」


順位 45位
曲名 ハロー・グッバイ
歌手名 柏原よしえ
売上枚数 27.5万

1982年 CD売上ランキング46位「おまえにチェックイン」


順位 46位
曲名 おまえにチェックイン
歌手名 沢田研二
売上枚数 27.3万

1982年 CD売上ランキング47位「すずめ」


順位 47位
曲名 すずめ
歌手名 増田けい子
売上枚数 26.6万

1982年 CD売上ランキング48位「横恋慕」


順位 48位
曲名 横恋慕
歌手名 中島みゆき
売上枚数 26.5万

1982年 CD売上ランキング49位「NAI・NAI 16」


順位 49位
曲名 NAI・NAI 16
歌手名 シブがき隊
売上枚数 25.8万

1982年 CD売上ランキング50位「だってフォーリンラブ突然」


順位 50位
曲名 だってフォーリンラブ突然
歌手名 三原順子
売上枚数 24.9万

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