1989年(昭和64年/平成元年)に連載を開始した神漫画5選

漫画

この記事では1989(昭和64年/平成元年)に連載を開始してその後大流行した漫画を5種類紹介しています。

1989年(昭和64年/平成元年)の流行漫画・「DRAGON QUEST -ダイの大冒険-」

作者 稲田浩司(作画)、三条陸(原作)
ジャンル ラブコメディ・SF・少年漫画
連載雑誌 週刊少年ジャンプ
単行本の巻数 15巻

「DRAGON QUEST -ダイの大冒険-」は、大人気RPG「ドラゴンクエスト」の世界観をモチーフに、勇者を目指す少年・ダイの活躍と成長を描いた冒険活劇です。

かつて勇者に倒された魔王ハドラーが復活。平和を取り戻すべく、ダイは仲間とともに魔王ハドラー、そしてその裏に潜むさらなる悪の存在に挑みます。そして、戦いのなかでダイの出生の秘密も明らかに――。

本作は、ド派手な必殺技が乱舞する魔王軍とのバトルだけでなく、仲間や敵が織りなすドラマも見逃せません。ごく平凡で臆病者、編集部からは抹消命令も出たというポップの自己犠牲や、モンスターに育てられた青年ヒュンケルと師・アバンの師弟愛など、多くシーンで読者の感動を呼びました。

敵側にも美学があることが描かれており、ミストバーンによる「人生のツケというやつは、最も自分にとって苦しい時に必ず回ってくるものらしい」、「たまには自分の手足を動かせ…!」といった名言の数々は、大人の心にこそ刺さるものがあります。

2020年秋には再びアニメ化が予定されている本作。これを機に原作コミックを読んでふり返ってみてはいかがでしょうか。

今のはメラゾーマではない、メラだ。

あざらし君

ぶたさん

そのセリフも有名だよね。漫画を読んだことなくても、ネット上のネタで見たことがある人も多いハズ。

1989年(昭和64年/平成元年)の流行漫画・「電影少女」

作者 桂正和
ジャンル ラブコメディ・SF・少年漫画
連載雑誌 週刊少年ジャンプ
単行本の巻数 15巻

「ウイングマン」でヒットを飛ばし、ヒーロー作品を好んでいた桂正和による、初の長編恋愛漫画となる「電影少女」。

単なる恋愛漫画ではなく、ビデオテープから女の子「ビデオガール」が現実に現れるというSF要素が盛り込まれ、その設定が大当たり。ジャンプ史上屈指の恋愛漫画として今なおファンも多く、2018年にも乃木坂46の西野七瀬と野村周平による実写ドラマが放映されています。

本作は弄内洋太が主人公の「あい編」と、7年後を舞台に田口広夢を主人公にした「恋編」で構成されますが、一般的には「あい編」の印象が強く、メディアミックス展開されているのも「あい編」です。

「あい編」では冴えない高校生・弄内洋太と、男まさりなビデオガール天野あい、そして憧れの同級生早川もえみの恋愛模様が繊細な心理描写で描かれ、恋愛漫画が枯渇していた当時の少年ジャンプ読者のトキメキをかっさらいました。

また、いわゆるキラキラデカ目ではなく、リアル路線で描かれつつも、女の子の可愛らしさを際立たせる作画も絶妙で、「美少女と言えば桂正和」というポジションを確固たるものにした作品です。

ぶたさん

健気なあいもイイけど、正統派のもえみも捨てがたい。
フローラ派VSビアンカ派に並ぶ2大戦争だな。

あざらし君

1989年(昭和64年/平成元年)の流行漫画・「帯をギュッとね!」

作者 河合克敏
ジャンル 柔道
連載雑誌 週刊少年サンデー
単行本の巻数 30巻

「帯をギュッとね!」は、「モンキーターン」や「とめはねっ! 鈴里高校書道部」といったヒット作を生み出した河合克敏による初の連載作品です。

柔道部のない高校に入学した主人公・粉川巧たちは、1年生だけで柔道部を設立。高校3年間で全国制覇を目指すという、王道ストーリーがくり広げられます。

スタイリッシュで洗練された画風と、恋愛やコミカルな日常を絡めた爽やかなストーリーは、従来の「熱血」、「スポ根」といったイメージを持つ柔道漫画界に新風を巻き起こしました

本作を語るうえで欠かせないのが、魅力的な登場人物です。巧をはじめ、スキンヘッドなのにイケメンの杉や、糸目の苦労人斉藤、オネエだけどキレると凶暴になるライバル高の永田など。ひとクセありつつも皆魅力的で、イラスト投稿企画もにぎわいを見せていました。

もちろん試合においても、迫力がありながらも、ルールや技の解説などが丁寧に描かれているのが特徴。柔道に詳しくない人でも気軽に読めるため、物語にスムーズに没頭できることも評価が高い理由のひとつでしょう。

扉絵やコミックスのカバーもオシャレ。そもそもタイトルがオシャレ!

あざらし君

ぶたさん

作者が以前アシスタントをしていた上條敦士の発案らしいよ。
そりゃオシャレだわ!

あざらし君

1989年(昭和64年/平成元年)の流行漫画・「健太やります!」

作者 満田拓也
ジャンル スポーツ
連載雑誌 週刊少年サンデー
単行本の巻数 26巻

「健太やります!」は、弱小男子バレー部が強豪校に挑む、熱血バレー漫画です。

現在はテレビタレントとして活躍中の川合俊一が、かつてバレーボールのスタープレイヤーとしてアイドル並の人気を誇っていた1980年代後半。そんな男子バレーブームを背景に、連載はスタートしました。

バレーボール漫画と言えば、古くは「アタックナンバーワン」に代表されるように、アタッカーなど前衛に焦点が当たりがちでした。しかし、本作の主人公・井口健太は身長164センチとかなり小柄なレシーバーという異色な存在。しかしながら、突出した能力は持たないものの努力家で、粘り強いレシーブを武器に奮闘していくという「スポ根」のお手本のようなキャラクターです。

作者の満田拓也は大人気野球漫画「MAJOR」を手がけたことでも有名ですが、本作でも「MAJOR」同様にアツいドラマがくりひろげられます

先輩を差し置いてキャプテンを任された健太に重くのしかかるプレッシャーや、絶対的エース前田の骨折など、健太がチームメイトとともにさまざまな障害を乗り越えて成長していくドラマは、多くの読者に共感と感動を与えました。

ぶたさん

最終回は衝撃が走ったよね。
可愛かった健太がこんなに立派になって・・・(涙&白目)。

あざらし君

1989年(昭和64年/平成元年)の流行漫画・「風のシルフィード」

作者 本島幸久
ジャンル 競馬
連載雑誌 週刊少年マガジン
単行本の巻数 23巻

名馬オグリキャップの活躍もあり、競馬ブームのまっただ中。少年マガジンで連載を開始した「風のシルフィード」は、少年誌における競馬漫画の先駆け的存在でもありました。

主人公は牧場のひとり息子・森川駿。生まれつき足に故障を抱え、殺処分されるはずだった芦毛の仔馬シルフィードを助け、育てることを決意。みずからもまた、騎手の道を選びます。

数々のレースに挑み、快進撃を続ける駿とシルフィード。そしてついには、国外最高峰の凱旋門賞へと挑むことになります。しかし、後に大きな悲しみが待ち受けており――。

本作ではシルフィードと駿の絆や、ライバルと織りなすドラマだけでなく、競馬学校での厳しい訓練や競走馬の治療法といった競馬界の舞台裏が描かれているところも非常に興味深い作品です。

また、同じく競馬漫画の「みどりのマキバオー」のように言葉こそ話しませんが、表情豊か描かれる馬たちはどこか人間的で、愛着がわいてしまうハズ。

本編終了後も番外編や、シルフィードの血統を継ぐ競走馬がライバルとして登場する「蒼き神話マルス」も連載され、本作の人気の高さが伺えます。

ぶたさん

最終回は「健太やります!」とは別の意味で衝撃。
ツライ・・・一点買いに突っ込んで玉砕したときよりツライ・・・。

あざらし君

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